2017年 03月 21日
合唱は音色を楽しむ音楽 (3/21)
日本語ではない曲は、いくら対訳を読んでも、もちろんそれは自分の努力が足りないのではありますが、ダイレクトに感情移入ができません。そこをマエストロは、非常に分かりやすい指示を出してくれます。それによって、自分でも気付くほどの変化があるのでから、やっていてこんなに甲斐があることはありません。
たとえばですね、「土台を踏みしめるように」「羽毛布団に寝ているように」「オペラの様に」「2回同じ事を歌う時はねだっている」「天の声」「どこに橋渡しをする?」、次から次へと、魔法の言葉が飛び出してきます。
「どんな色の心で歌っていますか?」という質問がありました。「合唱は音色を楽しむ音楽なんだよ、色が変わる喜びなんだ」そうだ、そうだなぁ。マエストロ、即座に「良いこと言っちゃった」と自画自賛のお茶目な所が良い。
何とか及第点に達した曲は「今日が演奏会ったら良かったね、このままとっておこう」と。ほんに、このまま冷凍保存しておきたいです。1日のオケ合わせが楽しみです。地方の、単なる合唱愛好家が、オーケストラと一緒に、キタラ大ホールで歌える、それだけでありがたい、これ以上何を望むのでしょう。
今年は又、ベートーヴェンの交響曲9曲全曲試奏会があるらしく、「棚からボタ第九」に出てみたいです。それと、11/4にも一般公募、練習回数少ない「自己責任第九」もあるようです。そそられます。
その前にチャリティーコンサートだ。体調は、筋弛緩剤デパスのおかげで、夕方まではまあまあですが、薬が切れてくるのがわかります。治りたい。おまけに今日はさすがに、腰の疲労がいちいるしいので、ためにしにデパスを、毎食後に飲んでみて、眠気の検証をしてみます。
今日の写真は、ナナさんが折り紙で作ってくれたスカイツリー(?)を、ビル群に配してみました。ゴシックの石の建造物ではないですけどね。
休日の疲れをとろうウイークデイ
2017年 03月 20日
仕立ての良い稀哲 (3/20 春分の日)
夜は「スポーツ講演会 全力疾走~どこにもチャンスは転がっている~ 森本稀哲」に行ってきました。特に野球の講演を聴きに行きたかった訳ではないのですが、好奇心と、筋金入りのミーハー体質なので。
知人に「これから稀哲の講演に行くんだよ」とメールする際、スマホがすぐに変換してくれたのに、感動しました。だってさ、このワード2007は、してくれないよ。仕方なく「まれてつ」と入れました。もう活躍していたのにね。
息子はいつだったか、東京に行った時に、稀哲さんの実家の焼肉屋さんに行ったらしい。去年は、解説があまりにまっとうでびっくりしたと言ってたっけ。だってさ、I本さんが、あまりに騒がしいからね。そう、講演もしごく真面目でした。
登場の場面だけ、ちょっとお茶目でしたが、稀哲さん、何とすばらしいスタイル。185㎝の長身、脚長い、おそらく細マッチョ。その美しい身体を包むのは、右京さん並みに仕立ての良い背広で、ほれぼれしました。
尊敬していたのは、やっぱり新庄なんだって。打撃ではなくてね、守備です。前の日本一の時、雪が舞うパレードを見ました。引退して毛皮のコートの新庄に対し、半袖のアンダーシャツの稀哲さんを、強烈に覚えています。
ニャンコ座町の少年野球は、けっこう強いんですよ。講演の前には、スポーツ教室もあったそうで、子供たちがたくさん質問してくれたのも良かったです。少女が質問しました。「けがをした時は、どう過ごしていましたか?」「元気な体のありがたさに気づかせてもらえました」でした。
今日もファーチレです。練習前に、美容室に行って、ヘアカラーしてもらいます。8時のペガサス号を予約しようとしたら、混んでいるので、15分早い日高号に乗った方が良いですよと言われたので、そうします。
2017年 03月 19日
三連休三連荘合唱三昧 (3/19)
昨日は、マエストロによる、北広島の皆さんと合同の(全部で80人位だそうです)、すばらしいピアニストと、チェロ&ヴァイオリンも入った「讃歌」の練習でした。合唱バカにとって、何が良いって、楽しいのは打ち上げ、本番、でも考えてみたら、練習ほど濃密な良い時間は無い。これはソロの練習をしているのとは、かなり違います。
いつも指導をしてくれているトモコさんも、マエストロも、色んな事を教えてくれます。世界が広がります。できなかった事ができるようになります。こんな幸せなことはありません。
メンデルスゾーンは、上昇する音を多用していて、これはゴシック様式の教会をたてて行くようなイメージなんだよ。そうか、そうだなぁ、頭の中に異国の風景が浮かんできます。メンデルスゾーンの気持ちになって・・・メンデルスゾーンは、好きです。ヴァイオリンコンチェルトを初めて聴いた時、萌えましたもの。
メンデルスゾーンは、14歳の時に祖母から「マタイ受難曲」の楽譜(自筆稿の写本)をプレゼントされ、1829年3月11日に、20歳で復活上演を大成功させたんですって。すれはすごい。マタイは、それほど上演される事は多くないそうです。「讃歌」もめったにない。私のファーチレ第1曲は、北海道初演の「エリア」。ファーチレって、勇気ある合唱団だわ。私は何と恵まれているのでしょう。
デパスが効いてくれて、昨日は立って楽譜持って練習できました。その分、本来悪い右股関節が痛くて、腰が疲れましたけど、そんなもの歌える事に比べたら、何も辛いことではありません。
マエストロが最後に、今日の歌い始めの事(下手さ)は忘れた、と言ってくれて一安心。最近になり流行語かと思われるほど耳にするようになった「そんたく」ですが、合唱ににこそとても必要です。
今日は午後歌会、チャリティーコンサートの練習もちょっとします。明日は又ファーチレ。三連休三連荘合唱三昧です。ノルマチケットがようやく1枚売れました。4/30、GW中ですが、勇気あるファーチレの「讃歌」聴きに来てくださいね。
2017年 03月 18日
いっちゃんの誕生日 (3/18)
昨日は月一の歯医者でした。いつまで毎月なのかと思いますが、歯垢取りして、フッ素塗ってくれるから良いとして、待ち時間が長いのに閉口します。昨日も9時半予約で、少なくとも1時間は待つだろうと、単行本を持って張り切って出かけたら、30分経たないうちに呼ばれました。入るなり「おまたせして申し訳ありません」と。私、ハタと膝を打ちました。先月アンケートに答えました。「待ち時間が長くて、仕事のを抜けて来た人などが困ると思います。予約の取り方に無理があるのでは?」と書いたっけ。
歯医者の話ではなく、今日はいっちゃんの63歳の誕生日です。63歳のいっちゃんは、おそらくそれほど外見は変わっていないんじゃないかと思います。
いっちゃんのお父さんは、炭鉱に勤めていました。石炭掘りではなく、電気工事をやっていたそうですが、炭住に住んでいました。その頃(昭和34~35年辺り)の妹さんといっちゃんの写真です。いっちゃんと義母はそっくりです。このあか抜けない様が、かわいくって幸せそうです。でもなぜか、いっちゃんが持っているぬいぐるみが、どうみても「コアラ」みたい。そんな訳は無い。鼻がちょっと小さいから、やっぱり熊か。
コアラが日本で知られるようになったのはいつごろかわかりませんが、日本に来たのは1984年で、「コアラのマーチ」発売もその年です。息子が大好きで、私の母がすぐに買い与えて困ったのですが、幸い虫歯にはなりませんでした。
コアラの話ではなく、この写真の、敷いている赤ちゃん布団の様な物、後ろのたんすなど、昭和の、貧しくても、時間がゆるやかに流れ、人々の心にはゆとりがあったような気がします。
もう1枚は、おそらく大学2年の時の写真です。長髪にトンボ眼鏡のいっちゃんと、横の女性は「ニャン」(本名のわけないしょ)と言う先輩です。その隣の嫌にかっこつけてる男性は、知らない。コーラとファンタの瓶があって、後ろの遊具で遊んでいるのも、たぶん大学生でしょう。私が入学する前です。
いっちゃんがもし生きていたら、歌はうたっているだろうけれど、友達と出かけることはあまり無いだろうなぁ。いつでもいっちゃんと一緒に出かけるだろうから。いっちゃんはもう笑美ちゃんに首ったけで、大変な事になっていると思います。
いっちゃん、今年は、私の体がゆっくり治って、外仕事ができるようになりますよう、何とかお願いします。今日は、「讃歌」のマエストロ練習です。一緒に行こう、いっちゃん。
2017年 03月 17日
A4ではないクリアファイル (3/17)
コンサートのフライヤー・チケット・プログラムなどは、ポケットファイルに入れているのですが、この1年、相当具合が悪かったので、とりあえず散らからないよう、クリアファイルに入れて積み上げていました。そのクリアファイルが、あることあること。事務的な透明なのやら、誰かのおみやげ(おみやげに困ったら、クリアファイルは便利です。もらって迷惑に思う人は、少ないんじゃないかな)やら、わざわざ買った祐様やサラ・ブライトマンやオペラ座の怪人のやら。
クリアファイルは普通A4ですが、そうでないのが何枚かありました。まず、たぶん猫雑誌の付録だったと思われるB5サイズ。「ベルバラ展」で買ったオスカルの、チケットなどを入れるには最高の定形封筒サイズ。出所を忘れてしまった(どなたかがくださったのならすみません)水色で花柄のA4の半分くらいのサイズ、給料袋(もはや死語)月謝袋などはすっぽり入りそう。後2枚ははがきサイズで、ポスト柄は郵便局でパートをしている友人がくれた物、つぼが描かれているのは、去年東京都庭園美術館で買った物です。
クリアファイルの定義が知りたくなって調べると、何のひねりもなく〔透明な〕クリアーな、clear「ファイル」でした。ポリプロピレンなどのシートを2枚重ね、間に書類をはさめるようにしたもの、という説明でした。その意味では、オスカル様のはクリアではありません。
どちらもいただきものですが、さらに仕切りが付いているのは、楽譜を入れておくのに重宝しています。
今年のごちゃコンのソロ曲が決まっていません。心から湧きたつのが無いと言うのか、別にやる気がない訳ではないのですが。1番やりたいのは、アレンジが間にあわないので来年にしました。で、候補は、大好きなミュージカル曲「シェルブールの雨傘」、当たって砕けるのが必至の「サマー・タイム」、去年「Ale Ale Ale」がメチャウケしたので、3枚目ソングの「待って」。さて皆様、どれが良いと思いますか?