2017年 05月 29日
MAFとNAF (5/29)
関西に、息子を応援してくれている友人がいます。出会いは、シャンソンの文ちゃんの札幌ライヴにそれぞれの理由で遅刻して、テヘヘと入場した仲です。今回も何度も観に行ってくれて、私のために有料パンフ(後になれば、片付いていない息子の部屋をひっかきまわすと、ただでゲットできないことも無い)を買って送ってくれたり、もう足を向けては寝られない恩人です。
何度も行ってくださっているのに、声をかけても、素っ気ない息子らしく、代わってお詫びいたします。息子は発達障害で、落ち着きがないので、すぐに次の行動に移ってしまうだけで、悪気は無いのです、と言い訳して。
その方も、私と同じ脚の問題(股関節の方ね)を抱えているにもかかわらず、いつも和服で凛としています。したいことをして、行きたい所へは行く、徹底しています。私がイベントが短期間に集中してしまうのを、NAF(Nyankai Art Festival)と呼んでいるので、彼女も、自分の名前を使って、MAFと言っています。私が把握している限りでも、「つれウヨ」を5回観てくれて、その間に東京、新橋演舞場「東をどり」に行って、加藤登紀子も行くとか、メールにありました。上には上がいるものです。
その行動力がすばらしいのは言うまでも無いのですが、彼女はいつも、こうしていられることが幸せであると言い、朝ならば「今日も」夜ならば「明日からも、すばらしい1日を♪」と、メールを締めくくってくれるのです。めったに会える訳ではあいませんが、こんなすばらしい友人がいることを、ありがたいとわかっていなくては。
彼女ばかりでなく、感想集→ここ を見ると、何度も行ってくださっている人がけっこういて、感謝です。公演は、今日の午後が千秋楽です。まだ間にあいます。
何年か前、ト音記号のトロフィーが落下して、お茶の袋に刺さっていた2008-10-27の「トロフィー殺人事件」→ここ と言うのがありましたが、今朝は「猫毛フェルト人形水死事件」が起こっていました。お水の中に、人形を入れたのは、ダリなの?マコなの?哀れな人形は、ただ今乾かし中です。これは、ブラッシングで抜けた本物の猫毛をフェルトにして作られた人形で、3体もらったのですが、すぐに行方不明になってしまって、たった1体残っているのなんだけど。
2017年 05月 28日
藍とエポニーヌと松田聖子 (5/28)
12年前は、単なる抜群にうまい歌友なんだと思っていました。でもその間に、彼女はどんどん伸びて、来年はドイツに留学するほどの人になりました。誇らしいです。
「芳野直美ソプラノリサイタル 満ちたるままに」に行ってきました。ちょっと前に「讃歌」のソリストを務めてくれた歌姫は、こんなにたくさんの曲を練習していたのですね。あこがれだったという、キタラ小ホールは、大勢の知った顔も含めて、なかなかの入りでした。アンコールの3曲以外は、ぜ~んぶ知らない曲だったのに、副題の「満ちたるままに」そのものでした。
1部は、大中恩の作品でした。合唱曲はなんぼか歌ったことあります。う~んと・・・「月と良寛」「遥かなものを」「わたしの動物園」「サッちゃん(をはじめとする童謡集)」かな。歌曲は、全く初めてなのに、歌姫のおかげで、言葉も良く聴きとれて、温かい演奏でした。
アンコールの最後にも歌ってくれた「よる」と言う曲は、作詞が土田藍とありました。これって確か、大中恩さんご本人ですよね。そうでした。
ねむれない夜は
くるしくても
あなたと
ふたりだけになれるときなのです
歌姫の解説は、眠っているあなたにそっと口づけしたくなる、でした。たぶんそういう歌なのでしょう。でも私は、マリウスを想うエポニーヌを思い浮かべて、切なくなりました(注:ミュージカル「レミゼ」の名曲「On my own」です)。一人でも二人だわ いない人に抱かれて・・・
ブログ書きながら、さらに、これって、松田聖子の あなたに~会いたくて~眠れぬ夜は だなとも思いました。
「よる」の最後は、それだけでしあわせ です。寂しくて眠れない夜、愛する人が傍らにいると思い、それだけでしあわせに思える人に、私もなりたい。
2部と3部はバッハの曲でしたが、訳詞(同じく歌友の手による)を見ると、ちゃんとテーマが活きていて、知らない曲でも、わからないドイツ語でも、伝わるんだなぁと思いました。
アンコール2曲目の「あわて床屋」は、歌姫の達者さが発揮されていました。熱烈なリクエストがあったそうです。
歌姫、「満ち足りた夜」をありがとうございます。歌姫の富士額、とってもきれいです。
2017年 05月 27日
「美女と野獣」の研究 (5/27)
映画「美女と野獣」日本語吹き替え版を見てきました。すごく見たかったと言うほどでもないのですが、ミュージカルオタクとしては、観ないのは許されない気がしたし、吹き替えの布陣が豪華らしいので、ちょいと行ってきました。
四季の舞台はかなりの回数見たので、歌は全部歌えるわ~と思っていましたが、何曲か差し替えがありましたし、訳詞が聴きなれた四季版と違うのが新鮮でした。ストーリーは基本、舞台と同じですが、ガストンの悪っぷり(舞台は単細胞って感じ)が増し、ルフウがややまっとうな人になっていて、何よりベルとパパの関係が、どうも共依存で納得できなかったのが、パリでのママとの悲しい別れが描かれたことで、さもありなんと思えました。
みんなして、お城に押し掛ける様は、煽動されて思考停止に陥った人々の怖さを、やはり舞台よりはスケールが大きいなぁと思いました。
吹き替えのお目当ては、野獣の山崎育三郎君でしたが、他には何も知らないで行き、この声誰だったかなと思ったら、パパは村井國夫さん(大阪でエリザベートを観た時、終演後に偶然会いましたが、かっこ良かった)、ガストンは吉原光夫、ポット夫人が岩崎宏美、プリュメットが島田歌穂、マダム・ド・ガルドローブが濱田めぐみ等々、四季と東宝の良いとこ取りじゃないですか。ルフウは藤井隆、そうか、そう来たか。→ここ お勧めします。 映画は、ミュージカルではないのが、もう1本できたそうですね。こちらは、原作に近いのだとか。
原作はヴィルヌーヴ夫人の1740年版だそうですが、一般に流布しているのはボーモン夫人によるその短縮版だそうです。子供の頃に読みました。「美女と野獣」の「美女」という言葉が、私にとっては大変なインパクトでした。「ベル」=「美女」って知らなかったし。子供心に、いくらなんでも、父親が代わりに娘をお城にやるなんてとか、意地悪でずるい姉たちの行動やらが納得できず、暗いお話だと思っていました。ガストンは出てきません。人を見かけで判断してはいけません、というお話なんだとは思いますけど。
デパスが効かなくなっているのを感じます。左脚は時々、氷を踏んでいるように冷たく痛い位になります。でも今日は、ごちゃコンではなくて、歌姫のリサイタルに行きますよ。
足場のネットがとれて、家の中が明るくなりました。
2017年 05月 26日
ヨガとなんちゃって孫の効能 (5/26)
午後は、なんちゃって孫達と、畑仕事をしました。お互いのスケジュールや、体調などで、延び延びになっていました。畑おこしは、ほとんど人手を頼んでいますが、それでも昨日は、ジャガイモ・サツマイモ(今年初めて挑戦、学校で植えたというナナさんの体験に頼った)・赤黄オレンジのパプリカ・長芋・大葉・絹サヤエンドウ・小松菜を植えました。
たぶん、なんちゃって孫のママがまだ新婚さんだった頃からの付き合いです。ナナさんとハッチーは、首が据わらない頃から、練習に来ていて、座布団にころがっていたっけな。ごちゃコンの後半を、マイクよこせとごろつくハッチーを抱っこしっぱなしで歌ったこともありました。今はもう、小学校の3年生と1年生です。もちろん、笑美ちゃんが私の本当の孫ですが、遠方だから、いつもは私を助けてくれているのは、このなんちゃって孫達です。
次に足場を組むまでは、もう上らないはずだったのですが、1番高い所まで行ってみたくて、上ってしまいました。ついでに、中からは絶対に拭けない、2階の窓拭きをしてきました。予定では、土曜日か月曜日に撤去されます。ニャンコ座の屋根を上から見るのは、もう一生無いでしょう。それは、私が私の権限でメンテをすることはもう無いだろうと言う意味と、もしもあったとしても、たぶん足場に上ること自体、脚が許してくれないでしょうから。
そんな訳で、何となく元気な気がしていたのですが、夜は脚はガクガクで歩きにくい感じでした。先日書いた関西の友人が、息子の公演のプログラムや半券を送ってくれました。何てありがたいんだろう。それを読んで、だるい夜をやり過ごしました。クラウドファンディング名簿に、私の友人の名前も何人か見つけました。この場でお礼申し上げます。
昨日、パートナーの条件に、「生返事」と書きました。解説いたしますと、普段は私のおしゃべりに、適当に生ぬるい返事をしてくれれば良いのです。私に「どうしてちゃんと聞いてないの?」と文句を言わせてくれる。そこが良いのです。それが男の度量です。肝心な時に真剣に聞いて、的確な返事をくれれば。
加計文書が本物であると言う証言が出てきましたね。前川さんが口火切ってくれたから、これからもっと出てくるかしら。でも、大した事にならないんだろうと言う、しらけた気分もして、う~ん。
2017年 05月 25日
結婚して何するの? (5/25)
夫婦になって何をしたいって、一緒にいてくれる人がいることが、どんなにありがたいことか。頭痛くて病院に行った時、偶然会った知人夫婦を見て、私には病院に連れて来てくれる人がいないことが、強烈に悲しかったです。
マクロン大統領(39歳)のブリジット夫人は、25歳年上のこちらは64歳。女の価値は、なんだかんだ言っても、どうしたってやっぱり若さにゃ敵わないわと思っていたけれど、いや、どっこい中身なんだ、と考え直しました。ブリジットさん、すばらしい。できる男は、年上の女性の真価がわかるんだわ。
そうそう、ごちゃコンのソロ曲、「サマータイム」に敗北しました。深追いするのやめました。いつかはやれるかもしれないけど、ってことで、何にしたかと言うと、何年か前に数回試して負けた
☆「Music of the night」(「オペラ座の怪人」アンドリュー・ロイドウェバー作曲)に、挑戦したいです。又、お手本はサラ・ブライトマンです。いえ、祐様かな。怪人が、クリスティーヌを誘惑する歌ですが、祐様の歌い方は、とてもセクシーです。クリスティーヌじゃなくとも、とろけます。ゆだねたくなります。一生、地下で暮らしても良いと思いかけてしまいます。
じゃ、私はどうしよう。そうだ、あの才能豊かでエロいステファンを誘惑するつもりで歌えば良いんじゃないかな。おいで、ステファン。君は私のもの。
祐様の今年のアースのCM、ようやくテレビで見られました。今年は歌ってないけれど、「蚊」の動きが気になる。誰でしょう。
私のパートナーの条件は、一緒に歌ってくれればなお良いけれど、ともかく音楽が好きで、コンサートなどには一緒に行ってくれること。それが無理なら、行っておいでと送りだして、できればアッシーしてくれる人。猫が好きな人。私がしゃべると、生返事をしてくれる人。外の力仕事が大好きで、一緒に働ける人。私がニコニコしていることが1番の幸せと思ってくれる人。私が具合悪ければ、一緒に考えて、病院に連れて行ってくれる人・・・それって、いっちゃんしかいないよねぇ。
庭の三つ葉とウドのてっぺんを、てんぷらにして食べました。自給自足だわ。