2016年 07月 16日 ( 1 )

 一応起きたのですが、トゥルースリーパーの誘惑に負けて、昼まで寝ました。
 認知症らしい症状が見てとれるようになった頃の母は、ひたすら寝ていたいと訴えるようになった。めまいするからというのが本人の言い分だった。いつ行っても母は寝ていたのに、外には必ず2枚の、真っ白に洗った布巾が風に揺れている様が、d0017084_1232659.jpgひどく悲しかった。
 その後も、グループホームに入ってからも、母は一貫して寝ていたいと主張し続けた。体が弱るから、メリハリが無くなるからと、ホームの介護師さんも、一生けん命昼間は寝ないようにとがんばってくださった。それが正しいことだと、信じて疑っては無かった。
 今の私はどうだろう。ひたすら寝ていたい。だるいからただただ寝ていたい。やるべきことはわかっているのだけれど、寝かしておいてくれたらそれで良い。たまにウトウトもするけれど、別に眠っていなくても良い。母に退屈じゃないのか?とあきれて聞いたけれど、自分がそうなってみると、別に退屈ではない。でも、発展的な思考をしているのでもなく、さりとてものすごく悲観的と言うのでもない。
 仕方なく起きて、猫トイレでウンチ確認をして、猫たちに餌をやったら、もう何もしたくない。ご飯も食べず水分だけ取って、新聞をチラッと見たら、さあ寝ようと思った瞬間が、すごく幸せ。そうだ、猫トイレの掃除をしなくては、d0017084_12331220.jpg花に水をやらなくてはと、のろのろと行動し、お腹も少し空いているけれど、まだ食べなくても良いかと思い、又さあ寝ようと思ったら、すごく幸せ。母もあんなに寝ていたがっていたのだから、存分に寝かせてやれば良かったのかもしれない。
 寝転がりながら、もうファーチレ仁木中コンサートも自信が無くなっちゃって、脱落しようかなと思っていたら、電話が来た。義妹からで、実家からサクランボが来たので持って行くと。掃除機などかけていない、あがってもらうのには汚なすぎる家の中。そうだ、こんなに良い日和なのだから、デッキでアイス食べよう。
 一人暮らしは気楽で良いのか、心細いのかなど、ひとしきりおしゃべりして、なぐざめてもらって、なりすぎのズッキーニを2本と、大葉を何枚か、ラベンダースティックを持って帰ってもらった。
 だるさは朝が楽なのだけれど、気分は夜の方が元気って、やっぱりうつ病なんだろうか。真っ赤なサクランボを食べて、危うい状態のわが身を思う。もう1歩で危険ゾーンかもしれない。明日と明後日のファーチレ、行けるんだろうか。
 「ただしヤクザを除く」、東京公演は客席も豪華です。それを見に行きたかったなぁ。
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by nyankai | 2016-07-16 12:30 | 心もよう | Trackback | Comments(4)