2009年 05月 29日
「悲しいことは数あれど」コンサート (5/29)
チラシを見ただけでは、どんなアーティストなのか、曲目も何もわからなかったのですが(調べていかない私が悪い)、行って大正解でした。「Junco&Cheep」というアーティストで、オリジナルも既成の曲も両方演奏する、そうねぇ、ソウルフルでちょっとブラックな味を持っているJuncoさんの弾き語りヴォーカルと、今回急病で入院してしまって参加できなかったチープ広石さん(ヴォーカル・サックス・ギター)、そしてヴァイオリンとチェロ(共に女性)のユニットでした。
北海道の180市町村すべてを回ろうという「悲しいことは数あれど 人生捨てたものじゃない」というコンサートでした。そのテーマの曲も良かったのですが、私は、お父さんのことを歌った曲「父は何を成し遂げたかったのか」とか、お母さんの曲「歳を重ね」とか「人生の秋を迎えて」とか、どうしても夫と自分に置き換えてしまいました。夫は何を成し遂げたかったのだろう。私は、確かに若くはないけれど、もう人生の秋だなんて受け入れたくはないとか、色んなことを考えました。
アンコールの最後の曲は「叫んでも叫んでも もういない 会いたい」とかなんとかいう歌詞で、キュンとしました。そのせいか、今朝方久々に夫の夢をみました。小学校に私も行っていて、夫は少し白っぽい色で、他の人には見えていないようでした。私は夫が消えてしまわないようにあせっているのですが、そうこうしているうちに目がさめてしまい、涙が出ていました。