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ニャンコ座リポート since 2005 April

「悲しいことは数あれど」コンサート (5/29)

隣町の「レ・コード館」で、無料のコンサートがあるとのチラシが入っていたので、母の所に行った帰り、寄ってみました。私は、基本的には無料のコンサートは嫌いです。冷やかしの客がいるから。何かを観たり聴いたりする時は、自分の意思をもって、その代価を払うべきだと思っています(安いほうが良いけど)。でも、「レコードの町」だけあって、観客はそれなりに育ってきているというか、子供も含めてマナーは良くなってきています。
「悲しいことは数あれど」コンサート (5/29)_d0017084_98625.jpgチラシを見ただけでは、どんなアーティストなのか、曲目も何もわからなかったのですが(調べていかない私が悪い)、行って大正解でした。「Junco&Cheep」というアーティストで、オリジナルも既成の曲も両方演奏する、そうねぇ、ソウルフルでちょっとブラックな味を持っているJuncoさんの弾き語りヴォーカルと、今回急病で入院してしまって参加できなかったチープ広石さん(ヴォーカル・サックス・ギター)、そしてヴァイオリンとチェロ(共に女性)のユニットでした。
北海道の180市町村すべてを回ろうという「悲しいことは数あれど 人生捨てたものじゃない」というコンサートでした。そのテーマの曲も良かったのですが、私は、お父さんのことを歌った曲「父は何を成し遂げたかったのか」とか、お母さんの曲「歳を重ね」とか「人生の秋を迎えて」とか、どうしても夫と自分に置き換えてしまいました。夫は何を成し遂げたかったのだろう。私は、確かに若くはないけれど、もう人生の秋だなんて受け入れたくはないとか、色んなことを考えました。
アンコールの最後の曲は「叫んでも叫んでも もういない 会いたい」とかなんとかいう歌詞で、キュンとしました。そのせいか、今朝方久々に夫の夢をみました。小学校に私も行っていて、夫は少し白っぽい色で、他の人には見えていないようでした。私は夫が消えてしまわないようにあせっているのですが、そうこうしているうちに目がさめてしまい、涙が出ていました。
Commented by kozuti-9 at 2009-05-30 08:01
就学前の児童入場不可とコンサートチケット購入の規則に書かれている物が多いですが、『あら~』 と、思います。
子供は飽きちゃうから仕方ないのかな・・・
社会のマナーを覚えるいいチャンスなのに残念、親も飽きない工夫が大事ですよね。
Commented by nyankai at 2009-05-30 08:25
★堂々と子供と一緒に楽しめるコンサートとかが、都会ではあるようですが。後、託児付きなども。
私は、息子が小さい時から、連れまわしましたけど。
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by nyankai | 2009-05-29 09:02 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(2)