2008年 12月 03日
頼りなき者 その名はニャンカイ姫 (12/3)
私は先天性股関節脱臼で親に苦労をかけ、今は変形性股関節症です。18歳で、父を病気で亡くし、母(その時42歳)が苦労しました。大学は超おんぼろ寮で過ごしました。母は60代後半で認知症を発症し、今(77歳)は介護認定ではかなり重いほうです。そして、52歳で夫を亡くしました。これって、普通に考えてどんな人生でしょうか。
一昨日お会いした、先輩ブロガーさんが、こんなことをおっしゃってくださいました。その方は息子さんがお二人だそうですが、私が男の子のお母さんであるにも関わらず、きれいにクリスマスツリーを飾り、見る限りではかわいい(って私何歳?)服装をして、「姫様グッズ」が好きであることなど、とても良いことだと。
過去に何度か、私が何の苦労も無く、畑仕事などするイメージなど全く無い、幸せいっぱいに育ったお嬢様に見えると言われたことがあります。思い切りはずれてますよ。父は地方公務員だったし、何しろ、私のお気に入りブランドは「しまむら」ですから。
私は、全くお嬢様ではありませんが、親に守られ、夫に守られてきた、世間知らずの頼りない甘ったれという点では、これは当たっているのだということを、ここのところ思い知らされました。「私は、ニャンコ座の姫なのですから。」潔く認めるしかないです。とりあえず、笑ってしまうしかないか・・・
大晦日、A子さんと「ジルベスターコンサート」に行くことにして、チケットとったのに、ホテルが無い(・_・;) 何でも「エグザイル」とかち合ったので、全国から大挙してファンが押し寄せるのだそうです。ホテル探しは、がんばらなくちゃ。
「親に苦労をかけ」という表現にnyankaiさんも
すっかり親気質なんだな~と思ってしまいました。
新米ママと娘気分がまだ半々の私は先天性の事ならややもすれば
「私のせいじゃないのに~」と思ってしまう甘さがあります。
そして、これといった困難に直面したことがなく順風満帆に
人生を送っている真の甘ちゃんがワタクシでございます。
これから先、困難にぶつかったときどうなるのかを考えると怖いですが、
でも、きっと大丈夫。私にも今は守るべきものができたから。
nyankaiさんの息子さんもそうやって心の支えになってるんですよね。
守るべきものねぇ、大きくなって家を離れた子供が、守るべきものとして支えになってくれていると感じるには、そういう風に考えを持っていかなくてはならないこともあります。
たよりない姫様、、、といいつつ、やっぱり芯はお強いと思いますよ。
だって、息子さんを一人前にされて旦那さまの闘病をちゃんと支えられたのだもの。
母も一見(わたしに比べて遙かに)か弱くて可愛い姫ですが、芯はわたしよりずっとずっと強いです。ああ、おかんだなあと思います。
それがたぶん、今、頼りなくて良いんだという風に出ているんだろうな、と思います。