2008年 09月 23日
うまくなったんでないかい(T_T)
今夜は、息子の劇団の「朝まで生ゴズラの逆襲」の感想など。これは、若狭湾に原発のせいで巨大化した恐竜の生き残り「ゴズラ」が出現して、時の内閣がドタバタして、・・・というような話です。手直しはしてありますが、再演です。涙が出るほど笑いころげるというものではありませんが、一言どうぞと言われたら、「大したうまくなったんでないかい。」と、私はほめてやりたいです。
初演の時とは、キャストはほぼ変わっていますから、単純には言えませんが、学生が主体で、趣味の世界というような感じだったのが、仕事になっていました。私の頭が、成長していなかったのです。今回のイベントに参加してくださったパントマイムの方が、息子の書く脚本は優しいと言ってくださいました。何よりの賛辞です。
又、昨日の公演の後には、先輩格の演劇人によるアフタートークがあり、アドリブや客いじりなど、私も良くわかる話が聞けました。演劇界は今、客を奪い合う不毛の時代だとのことです。
お客の入りは、良くなかったようです。でも、こんな良い芝居、もったいない、もっとたくさんの人に見てもらいたかった、北海道からツァーを組んで来たかった、と思いました。いつもは自嘲気味に親バカと書きますが、親じゃなくても今回観なかった人は大変損をしたと思います。私も悔しいです。(写真は、今公演のために作ったTシャツです。売行きが今一で、5枚も買ってやってしまいました。)
家に帰ってくると、高校生の頃から変わってないように見える息子が、別世界で大人になっていたと実感しました。