2007年 05月 20日
人が何かをやめる時 (5/20)
富川合唱団最年長でがんばってくださっていたNさんが、やめるというのです。4月の下旬にとても疲れた顔してしたのは、すごく気になっていたのです。『やっぱり・・・』です。と言うのも、去年の11月にも、同じようなことがあったのです。「もう気力が無くなった。」と。
Nさんは、息子がおなかにいる時に入ってくださったのだから、もう24年のお付き合いです。いつも合唱団の真ん中でニコニコとしていてくださり、それが私にとっての励みになっていました。
数年前にご主人を病気で亡くした時、「必ず元気になって戻ってくるから。」と言い、その約束通り帰って来てくれました。その少し前、合唱団で少々トラブルがあり何人かが一度にやめてしまうということがあり、私は勝手に自分が否定されたように思い(けんかしたとかいうことでは無いのですが)、続けていく自信が無くなっていました。でもNさんのこの言葉に支えられて、こうして続けてこれたのです。
Nさんは、母とそんなに違わない年齢です。永久にいてくれるわけが無いのは、頭ではわかっているつもりでした。でも、いざ「気力がなくなった。」と言われるのはきついです。特に去年はちょうど夫の病気のことで最悪な気持ちだった時とかちあってしまって、『こんな時に、何を言うの?』と正直心が悲鳴をあげました。だから、必死で引き止めました。「私を助けてください。」と。Nさんは、私の願いを聞いてくださって、一緒に合唱祭に参加してくれました。
今回は、もうだめでしょうか。「今までありがとう。もう合唱団のことは心配しないで、ゆっくりしてくださいね。」と言うべきなのでしょうね。でも私、そんなに出来た人間じゃないから、本音が出てしまうでしょう。
人が何かをやめる時、本当はすごくシンプルにできたら良いと思います。「合唱はいつまでも大好きだけれど、しんどくなりました。これからも応援してますから、聴きには行きます。飲み会なんかには、来るかもしれません。」なんて、笑って言ってくれたら楽なんだけど。と思うのは、私のわがままか・・・?
気長に気力回復されるのをお待ちになってみたらいかかでしょう?
案外すぐに回復なさるかも(〃∇〃)
なので、周りはツライかもしれないけどご本人の身になってそっとしてさしあげるのがよいのでは?
・・・なんて偉そうなこと言ってごめんなさい。
私は最近ブログ関係のことでちょっと悩んでいました。
ブログも結局人間関係ですからいろいろ難しいですね。
コメントを読んで、何だかほっとして、気持ちが楽になりました。ありがとうございます。
★gambieさんへ
はい、激励はしていませんよ。ただ年齢が年齢で、一人暮らしなので、その寂しさや不安が(以前の母の一人暮らしと重なって)、気になってしまうのです。
と言いつつ、私自身が納得したいだけなんじゃないかと思ってみたり。まだまだですね、私も。
★こけしさんへ
あたたかいコメント、ありがとうございます。
いてくれるのが当たり前になっていたNさんのこと、何か力になりたいのにという思いはあります。おせっかいにならず、プレッシャーにならず、そのお気持ちに寄り添いたいのです。
とんでもないです。わざわざありがとうございます。