2007年 01月 30日
そのまんまフォーマル (1/30)
来月下旬に、姪っ子の結婚式があります。とは言ってももうすでに去年のうちに籍に入っているし、お式もチャペル式で、特定の人を招待するのではなく、いわば「来たかったらきて下さい。」という形式です。だから事情を知る(特に姪っ子は看護師、お婿ちゃんも病院関係)2人は、私たちに気を遣ったのか、何も知らせてきていませんでした。もちろん概要は義姉から聞いてはいたので、早速着ていく服の制作にとりかかったのです。
姪っ子の結婚式なば、一般的には留袖なのですが、教会だし、さらに式のみらしいので、あまり堅苦しいのも変だろうから、母の数少ない着物を1枚(勝手に)いただいてリフォームしました。母の留袖は使うかもしれないし(我が馬鹿息子の時に)、気に入っている付け下げはそのままにしておきたいし(そのうち弟の奥さんと取り合う)、で、たんすをゴソゴソやっているうちに、私の記憶は全く無い、クリーム色のおとなしい付け下げ(私の鑑定では安物)を見つけました。
私の蔵書に、「ほどかず、生かす 和服そのまんまリフォーム」というのがあります。何だかただ今ブームの言葉なので使いたくないのですが、要するにできるだけほどかないで、元の形や縫い目を活かして、新しい服にするアイディア満載の本です。
その中から、堅苦しすぎないスーツを見つけて、作りました。着物の袖をそのまんまカット。襟とおくみをはずして、スカートと上着にカット。前を縫い合わせ、スカートの裾も着物の裾をそのまんま利用。こんな具合です。
夫と一緒に姪っ子の結婚式に出られる日が来るのか、本当に不安でした。それを思えば、腎不全食作りだって、がんばれるはずです。
二人で出席、2重におめでとう・・・です。
そういう失敗って、実は私も未だに良くあります。それを何とかする執念というか、そこら辺の問題ではないかと・・・
★なっちゃんへ
ありがとうございます。
袖の残った布で、夫のフォーマル用バンダナなんて、どうでしょう。