2006年 10月 28日
グラミン(村落)銀行 (10/28)
今年のノーベル平和賞は、バングラデシュでグラミン(村落)銀行を設立した、ムハマド・ユヌス氏に贈られました。グラミン銀行のことを知ったのは、かなり前、黒柳徹子さんの「トットちゃんとトットちゃん達」の中の記述だっかと思います。
最初私は、貧しい人(便宜上この表現を使います)が融資をを受ける、などということが理解できませんでした。つまり、『貧しいのに返済できるの?』という単純な疑問です。貧しさには、保護・援助・募金などという、貧困な発想しかなかったのです。でも、読み進めるうちに、わずかな資金を借りればりっぱに自立できて、暮らしが豊かになることに、ユヌス氏は気が付いたそうです。
グラミン銀行の利用者は95%が女性で、担保は取らず、利用者5人が1組になって返済に責任を持つようになっています。連帯責任を持つだけではなく、いっしょに銀行の仕組みを勉強して、名前を書けるようになって、返済率は何と99%だそうです。融資を受けた女性は、たとえばミシンを買って、洋服の仕立てで生計を立てるようになります。
徹子さんが書いていたように思います。女性は現実にしっかり生活しているから、男のように「この資金で1発当ててやろうとか、手元にお金があるから遊んで増やしちゃおう、などど考える人は少ない。」って。その通り、女は偉い!誰だって、施しを受けるのではなく、自立したいのです。
ユヌス氏やグラミン銀行のこと、もっと知りたいと思います。
私の通った公立高校では「国際理解」という科目があって、その他にも
南北貿易問題~フェアトレードに至る話など、世の中の仕組みを
色々と学ぶことができて、すごくためになりました。
他にも「福祉」という授業があって1年間色々と学べたり、
第二外国語が学べたりとかなり変わったカリキュラムの学校でしたが、必修科目は全員きちんと履修していましたし進学率も
かなりものでした…ミラクル!
そういえば「授業の配置考えるの本当に大変なんだぞ~」と
先生がこぼしていましたっけ。今更ながら、お疲れ様です。
ブラボーな高校ですね。高校の今の騒ぎは、当然の結果という感じです。授業で面白い事は、わき道にそれた部分なのにね。
★darkladyさんへ
みんな、猫の寝姿を見たら、きっと戦争なんてしないはずなのに。そして、バラを育てれば、もっと平和になりますよね。
インドやケニアに行って、男ばかりが何もせずにただボーっと座っているのを見ました。
女性達は何がしかの仕事をしているのに・・・・
日本のタクシーの運転手さんも女性が増えてきています。
女性は男より真面目なので、稼ぎも多いそうです。
男と女の違いは、生後の社会性が分けたもので、生まれつきではない様ですね。
福祉は施しを与えるものではなく、適応した仕事をもてるようにする事が優先だと思います。
性別に関係無く、地に足をつけて生きたいです。
日々の活躍も素晴らしいですし、これからも楽しみにしていますね。