2006年 03月 26日
夫の生き甲斐見付けたり (3/26)
追記 (27日)
息子がピアノにシールを貼るのを許すなど、何と躾がなってないと言えますが、そこはそれ「チェンジマンのシール貼ったら、ちゃんと練習するよ。」なんて言われちゃうと、つい『まっ、良いか。』と思ってしまったのです。当然息子のピアノなどモノになるなるはずもなく、息子は小学校の卒業時に「体力の限界を感じ、引退させていただきます。」との迷言を残し、きったなーいシール痕だけが残りました。
ピアノを磨くのは「シリコーン」(商品名はユニコン)-胸に入れるのと同じ成分ではないと思うけどーという液体ですが、ピアノが古くなると気付かないうちに輝きは失われています。そこで、強力な助っ人、「ピアノコンパウンド」というチューブに入った、ちょっと石油臭いヤツの登場です。
これでチョイチョイと磨くと、アラ不思議、シール痕がピッカピカに。もっと驚いたのが、べダルなどの金属部分です。これ、この通り、1本だけまだ磨いていません。見事な「Before」「After」ではありませんか。コンパウンドということは研磨剤だから、布が真っ黒になる事から考えても確かに削っているのですが、どれほど削っても塗装が無くなってしまうものではありません。
夫がこれに熱中しないわけが無い。さっそく買い求め(630円)、あちこち磨くこと磨くこと。これで老後の楽しみが増えたんだって。「全国のピアノを磨くぞー。まっ、タダとは言わないけど。」と張り切っています。みなさん、御用の節は、ぜひ声かけてくださいね。
今日は、気分転換に「マタイ受難曲」の練習に行きました。けっこう充実した、良い練習ができました。