2019年 01月 05日
昨日書き足りなかったこと (1/5)
あの地震の瞬間、「死」を覚悟しました。激震に叫び声をあげながら思ったのは、家がつぶれて、破損した私と猫の死体の確認をしなければならない息子がかわいそうだ、でした。台風のせいで関空が水没し、苦労してフェリーに乗り換え、8日に開催される演劇祭のためにこちらに向かっている息子が、非常に困るだろうと。最近の息子の様子→ブログ ますます父に似てくる。
揺れが収まって、とりあえずけがもしないで生きていることを確認し、ぐちゃぐちゃの家の中で呆然とし、とても片付けるなど不可能だと思ったのに、やればできました。この間義妹のお母さんが、「やんねばなんねがらな」と言ってくれたことが、沁みました。
壊れたのは家具が少しと、主に食器や雑貨ですが、この際だから、衣類や本、見るはずもないビデオ、レコードなどを、ノロノロと処分し続けています。好きな物に囲まれていたかったから、断捨離しないと宣言していたのですが、気持ちが変わりました。
いっちゃんが死んで程ない頃、たまたま巡り合った終活講座に出て、最前列で泣きっぱなして講師を心配させた私ですが、その時にエンディングノートを知り、まじょ子さんがプレゼントしてくれました。60歳になったら書き込もうと思いながら、少し書いただけで、体調不良もあって停滞していました。本を読んで、今年は片づけとともに、エンディングノートをしっかり書こうと、気持ちを新たにしました。本の中に、終末期についての良い記述があって、ほとんどそのまま書き写しました。
私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、死期が迫っていると診断された場合は、ただ単に死期を引き延ばすだけの措置は、お断りします。ただし「痛い」の「苦しい」のは苦手なので、麻薬などの適切な使用により、十分な緩和治療を行ってください。回復不能な植物状態に陥った時は、生命維持措置は取りやめてください。以上、私の要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝すると共に、一切の責任は私自身にあることを附記します。 2019/1/3
と書きました。どうです?良いでしょう?ゆくゆくは、死んだ後に息子に出してもらうお礼の葉書の原稿も、日付を残して書いておかなくちゃね。パソコンにもスマホにも、ロックはかかっていません。IDやパスワードは、近々一覧表を作る予定です。
パートナーが生きている人には、実感はないと思いますが、事故で一緒に死なない限り、どちらかが必ず残されることをお忘れなく。
お金が惜しくなったので、壁紙の破損も自分で直してみようと、少しやってみましたが、下手です。迷います。驚いたこと、雄星君が英語ペラペラだったこと、かっこいいわ。