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ニャンコ座リポート since 2005 April

年の瀬に練習があるありがたさ (12/30)

 今朝4時8分の地震、震度3、余震ではなくて新たなやつでした。その後ほとんど寝られず。
 いっちゃんが死んで11回目の年越しなのに、未だ慣れず、世間の華やぎがおもしろくなくて、極力お正月気分に接するのを避けるよう気を付けます。そんな時、農オケの練習は助かるわ。お正月関係ないですからね。5年前も10年前も同じように救われていました。キーンと冷えて晴れ渡ったニャンコ座町から、時々雪が降る札幌へ、練習に行ってきました。
   年の瀬に音楽ばかが集まって ト~レアド~ルラム~ルタタン
 初めの1時間は年の瀬に練習があるありがたさ (12/30)_d0017084_921731.jpg、プロの声楽家のボイトレでした。一応大学で声楽を習って,合唱歴50年以上、それでもなお初めて知ることがある楽しさよ。イタリア語の母音は、「a」「e」「i」「o」「u」の他に、「l」と「r」も母音と考えた方が良いとのこと。母音と言うのは、声帯のふるえを伴う有声音だからです。そうだ、そうなんだ。
  ソプラノに、少しお姉さんと思しき方がいます。その方、音が外れるんです。おそらく、外れている自覚は無いのでしょう。歌いたい熱意を、誰も否定はできません。ドジしてミスったというのとは違います。私たちは、プロではありません。でもチケット代をいただくのですから、上手いも下手も関係ない、楽しく歌えれば良いのよ、で良いのだろうか。年の瀬に練習があるありがたさ (12/30)_d0017084_9231388.jpg私もいつか音を外して、それが自覚できなくなるんだろうか。そうなる前に、身を引けるようでありたいです。
 2008年野2月にいっちゃんが死んで、2か月後にファーチレに復帰した時に練習していたのが「土の歌」でした。「地上の祈り」の「地の上に花咲く限り よろこんで日ごと営み 悲しみも耐えて生きよう」が、泣けて歌えませんでした。今は「天地の怒り」の「地の下に怒りがある 地震だ 尾根が崩れる 煙突が倒れる」等々、歌って良いものか、ためらいはまだあります。
 実は私、フォークの集いで歌い過ぎたか、3日ほど喉風邪をひいていました。即、おじいちゃん先生の所へ行き、頼んで点滴してもらい、何とか収まって、昨日は喉がつぶれても歌おうと思っていました。どうやら大丈夫でした。
 姉様が友達の家でもちをついたと、年の瀬に練習があるありがたさ (12/30)_d0017084_9334427.jpgつきたてをおすそ分けしてくれました。行きのバスが昼食時だったので、持って行って、練習の休憩に、こっそり昼食として食べました。早弁気分(やったことは無い)を味わえて、とってもおいしかったです。  
   おひとり様餅は買うものもらうもの
 えこふぁーむのぶどうジュースを買い、本屋で「いだてん」のガイド本まで買って、重いバッグをかかえて、札幌を後にしました。今日は、時々雪が降る天候のようです。
Commented by ミルママ at 2018-12-30 18:25 x
友人は例年、年末年始が休みだったことがありません
人が休みの時は働き、休みはその後なんです

それぞれの過ごし方ですよね( ^∀^)
Commented by nyankai at 2018-12-30 23:01
★ミルママさんへ
これでも随分と、一斉にお正月という感じではなくなったかと思います。私たちが子供の頃のお正月だったら、1人では無理だったと思います。
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by nyankai | 2018-12-30 09:16 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(2)