2018年 12月 08日
寝返りしない人 (12/8 太平洋戦争勃発の日 レノン忌)
読売新聞で「パーキンソンと歩む」という連載をやっていると、知人がメールで送ってくれました。今更ですが、なるほどと思うことがたくさんありました。
5回の連載で、登場した方の多くが、闘病が長いのが驚きです。現在の症状がどれほどかは細かくはわかりませんが、診断が出るまでにかかって、そして付き合いながら今に至っているようです。たいていの方が、震えを訴えていますが、私はおかげさまでそこはあまり感じません。
パーキンソン患者が睡眠障害に悩む例は、少なくないそうです。私はいっちゃんが死んでから、元々寝入りがだめになっていました。でも1番弱いとされる睡眠導入剤1錠で、7時間位ぐっすり寝られましたが、パーキンソンになってからは、できなくなりました。脳内で、睡眠にかかわる伝達物質のバランスが崩れるのが原因らしいです。又、運動機能が低下して寝返りを打てないことで、睡眠の質が低下するとも。はたと膝を打ました。これ、だるさを自覚する前からわかっていました。自分で全く寝返りを打った気がしないのです。寝た時と同じ格好でお行儀良く目が覚め、布団も何もかも全く乱れておらず、体のあちこちが痛くなっていました。今では「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟睡障害」のすべてを4点セットで持っている、押しも押されもせぬ、King of the Suiminsyougai です。睡眠不足は、さらにドーパミンを減らしてしまうので、寝られなくても体を休めることは大切だそうです。私は寝がえりは絶対しません。だから信用に足る人です。
ドーパミンの薬のせいで、過剰な達成感や快楽を得ようとする「衝動制御障害」が起こることがあるそうです。自分じゃわからないけれど、何だかちょっと怖いな。でも私には、歌があって良かったのかもしれません。
連載の最後は、ご自身も医者で、40年以上にわたってパーキンソンと付き合ってきた方でした。次々と難題をふりかけてくるこの病気は、打ち負かそうとするのではなく、うまく付き合っていかなければならないと言っていました。私にはまだ果てしない道のりです。付き合うのではなく、治りたいです。
グランプリファイナル見たのですが、ユヅ君に似た韓国のチャ・ジュンファン(ハングル: 차준환. 漢字: 車俊煥)にびっくり。紀平さん、今日ものびのび滑ってください。
一昨日のSoftBankの通信障害、気づかなかった人を発見。それ位が良いね。
もう一つ。国会で外国人技能実習生が多数亡くなっていることを指摘され、いけしゃあしゃあと「知りませんでした」と言った安倍を、許してはいけません。