2018年 11月 09日
京都という町 (11/9)
京都観光は、思い出せない位久しぶりでした。4日に前楽を観た後、マイミクみみこさんが、車で芸センまで来てくれました。息子のお勧めは「京都水族館」。海の無い京都に水族館なんて、何考えてるんだと思ったけれど、行ってみたらとても良かった。売りはオオサンショウウオであると。みみこさんも行ったことないとのことで、即決定。この頃は、何か選択を振られたら、はっきり答えるように心がけています。たとえ本意でなくても「どっちでも良い」とか「お任せします」とか、言わないように。でも水族館は、本当に行ってみたかったのですよ。
大正解でした。オオサンショウウオは、思ったよりず~っと大きくて、驚きました。アザラシはユーモラスだし、ペンギンはかわいいし、クラゲはきれいだし、チンアナゴは見ていて飽きないし、ユニークなのは、京都の里山を再現した空間でした。これは道産子には実体験が無いだけに、貴重でした。
空間認識能力に欠ける(決して努力を放棄しているわけではない、私なりにがんばっている)ので、次にどこへ行こうかと言われても、効率良く行ける場所がわからない。みみこさんの提案で「伏見稲荷」になりました。それほど遠くない所、日が暮れてもライトアップしていそうな所、行ったことない所(多分ない)の条件で決まりました。あの朱塗りの千本鳥居(約一万基あると言われる)の所ですよ。千本鳥居の分岐点まで行ってみました。そこには、おもかる石があります。願い事を祈念して石燈籠の頭を持ち上げる。自分が予想していたよりも軽く感じられれば願い事が叶い、重ければ叶わないとする、試し石です。今1番の願い事を思い、どうか軽いようにと願って持ってみましたが、パーキンですっかり筋力が落ちたやせっぽの私には、想像以上に重い石でした。非科学的なことは信じてはいませんが、それでもやはりがっかりしました。近くでおいしい夕飯をいただいて、息子の家近くまで(家の前までは、私が案内できず)送ってくれました。みみこさん、とってもとってもありがとう。
芸セン近くの呉服屋さんで、「燕尾服、自由にお持ち帰りください」というのをやっていたのだそうです。息子たちは、公演の衣装としてしっかり利用していました。もしも小さくて細いのがあれば、宝塚や智ちゃんみたいになれると思ったのですが、さすがにそれは無かったです。でもR.R.Singers のN氏のために、1着もらってきました。
気付いたのですが、モリエールの男性登場人物の名前は、ジャンが多い。モリエールとラシーヌとリュリ(イタリア人だけど)とグリマン。ありふれた名前なんだ。