2017年 03月 18日
いっちゃんの誕生日 (3/18)
昨日は月一の歯医者でした。いつまで毎月なのかと思いますが、歯垢取りして、フッ素塗ってくれるから良いとして、待ち時間が長いのに閉口します。昨日も9時半予約で、少なくとも1時間は待つだろうと、単行本を持って張り切って出かけたら、30分経たないうちに呼ばれました。入るなり「おまたせして申し訳ありません」と。私、ハタと膝を打ちました。先月アンケートに答えました。「待ち時間が長くて、仕事のを抜けて来た人などが困ると思います。予約の取り方に無理があるのでは?」と書いたっけ。
歯医者の話ではなく、今日はいっちゃんの63歳の誕生日です。63歳のいっちゃんは、おそらくそれほど外見は変わっていないんじゃないかと思います。
いっちゃんのお父さんは、炭鉱に勤めていました。石炭掘りではなく、電気工事をやっていたそうですが、炭住に住んでいました。その頃(昭和34~35年辺り)の妹さんといっちゃんの写真です。いっちゃんと義母はそっくりです。このあか抜けない様が、かわいくって幸せそうです。でもなぜか、いっちゃんが持っているぬいぐるみが、どうみても「コアラ」みたい。そんな訳は無い。鼻がちょっと小さいから、やっぱり熊か。
コアラが日本で知られるようになったのはいつごろかわかりませんが、日本に来たのは1984年で、「コアラのマーチ」発売もその年です。息子が大好きで、私の母がすぐに買い与えて困ったのですが、幸い虫歯にはなりませんでした。
コアラの話ではなく、この写真の、敷いている赤ちゃん布団の様な物、後ろのたんすなど、昭和の、貧しくても、時間がゆるやかに流れ、人々の心にはゆとりがあったような気がします。
もう1枚は、おそらく大学2年の時の写真です。長髪にトンボ眼鏡のいっちゃんと、横の女性は「ニャン」(本名のわけないしょ)と言う先輩です。その隣の嫌にかっこつけてる男性は、知らない。コーラとファンタの瓶があって、後ろの遊具で遊んでいるのも、たぶん大学生でしょう。私が入学する前です。
いっちゃんがもし生きていたら、歌はうたっているだろうけれど、友達と出かけることはあまり無いだろうなぁ。いつでもいっちゃんと一緒に出かけるだろうから。いっちゃんはもう笑美ちゃんに首ったけで、大変な事になっていると思います。
いっちゃん、今年は、私の体がゆっくり治って、外仕事ができるようになりますよう、何とかお願いします。今日は、「讃歌」のマエストロ練習です。一緒に行こう、いっちゃん。