2016年 12月 02日
抗うつガールオケ老人で泣く (12/2)
ヨガは明日に繰り延べして、映画から。たぶんテレビで予告を見たのだと思いますが、「オケ老人」、一発、ドストライクでした。苫小牧では上映していないので、A子さんに札幌で観ようと声をかけました。A子さんは最初「ボケ老人」だと思ったのだそうです。A子さんったら、大好きだぁ
内容は詳しく書きませんが、合唱ばかりではなく、オケも高年齢化するんだね。アマチュアは、やっていて楽しくないのは間違っているって、そうだと思います。仕事も人生も今一、好きなこと位がんばりたいって、大賛成です。
音楽のドラマや映画で、演奏の場面は、ウソ臭いのが気になることが多いです。特に指揮。合唱をやっている私でも、オケの指揮と音が出るタイミングに戸惑うことがありますそれくらい指揮は、先に動いていなければ、絶対にウソ臭くなるのです。この映画に関しては、そこはまあまあ努力したと思います。
テーマは、「新しいことを始めるのに、年齢は関係無い。何かを始めようと思った時が、ベストタイミング」です。会場は、ほぼ満席でした。平日の昼間とあって、中高年女性が多かったです。音楽ファン率も割合高いと思います。
オケが取り組んでいたのが大大大好き「ポンプ&サーカムスタンス」、つまり「威風堂々」です。最初はそうとは聞こえないほどのド下手くそですが、最後は演奏会にこぎつけるまでになります。一緒に歌いたくなるのを押さえるのがやっと、久しぶりに目頭が熱くなりました。体調不良になってから、そう言えば感情の起伏が緩慢になっていたかもしれない。涙が出ることに、安堵しました。私はまだ泣ける。ちょっと行き詰っていたかもしれない、でも映画に元気もらった。早く家に帰って、練習したいとウズウズしました。拍手の場面では、私も一緒にスタンディングおベーションしたいほどでした。終わって会場を出る人達も口々に、「良い物を見たわね。泣いて笑って」と、ほほ笑み合っていました。
ヤマハに行って、来年のごちゃコンで、2人でリコーダー演奏をしたいA子さんと、楽譜選びをし、カラオケのCDが付いたのを買いました。
あっ、私、雷のシーンを見て、停電になって、ライト付きドライバーで指揮を続けるって、すぐに読めました。偉いっしょ