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ニャンコ座リポート since 2005 April

あ~ キース (3/14)

 ビッグなアーティストが亡くなるたび、それなりに残念に思い、その功績をたたえ、悲しんできました。でも、さすがに、キース・エマーソンは比べ物にならないショックでした。難病で指が動かなくなったのを悲観しての、拳銃自殺らしいというのも辛い。
 高校生の頃かなぁ、テレビで、ハモンドに乗っかったり跳び越したり、ナイフを突き刺したり、下敷きになったり、とんでもない人がいるんだわと思ったっけ。そんなことしなくたって、十分にハンサムでかっこ良くて、上手いのにね。
 そこから生まれる音楽は、クラッシックが好きな私には、ワクワクするものでした。3人の中では、グレック・レイクの抒情的な音楽(詞も声も)に引き込まれてはいましたが、キースあってのものであるのはわかっていました。ELP後半、彼らも迷い苦しんだのかもしれませんが、「海賊」も「ピアノコンチェルト」も、名曲だと思います。
 彼らが中年になって、再結成した時は、狂喜乱舞の心もちでした。グレッグの声は、衰えましたが、ようやく彼らの生を聴きに行ける時が来たF7C3.gifあ~ キース (3/14)_d0017084_1085539.jpg仕方ないから、小学生の息子も連れて行きました。キースは、相変わらず、ハモンドと闘ってくれていました。息子はそれほど興味を持っているとは思えませんでしたが「子供の頃に両親がファンで価値を知らずに生で見たが、プロレス芝居時代、新日本プロレスのテーマは毎回使ってたし、ゴヅラも伊福部版じゃなくキースバージョンを使いだして、価値に気づいたのであった」などとつぶやいていました。
 大河ドラマ「平清盛」(2012年)の音楽に「タルカス」が流れた時は夢のようで、もうひっくり返りそうに嬉しかったです。オーケストラアレンジした、吉松隆さんのサイトです→ここの12日と14日の日記をどうぞ。
 キースが、震災のために弾いてくれた"The Land Of Rising Sun" 「日出ずる国へ...」は→ここ です。3月11日に亡くなったなんて。
 「キース・エマーソン・インタビューズ」(1992年)という本を持っています。冒頭に、What is this life if full of care we have no time to stand and stare.って書いてある。しばらく、ELP聴きまくりでもしましょうか。
 Keith Noel Emerson 1944年11月2日、イギリス生まれ、享年71歳 合掌
 昨日は、キースも大好きだったはずのバッハをたくさん歌いました。楽譜はできるだけ左手で持たないよう気を付けたし、重いバッグを左肩にかけないで行ってきました。でも夜になるとやっぱり左腕はだるさが増しました。ファーチレのメンバーの一人に「息子さんの劇団、新聞に載っていましたね。でも似てないですね」って、あれは息子ではないF7CE.gif、看板役者の髭ちゃんです。マコF6CE.gif
Commented by ハル at 2016-03-14 22:10 x
キースお疲れさまでした。
長い間、わたしを楽しませてくれてありがとうございます。
ギーガーのイラストをはじめて認識したのは、恐怖の頭脳改革でした。
Rest in peace.
Commented by nyankai at 2016-03-14 23:20
★ハルさんへ
もう絶対にELPが見られないなんて(T_T)
本当に、お疲れ様という言葉が、ピッタリですね。
「恐怖の頭脳改革」は、歴史に残るジャケット(変な言い方かもしれないけれど)ですね。
Commented by f.yas at 2016-03-15 20:08 x
心配しております。原因のはっきりしないだるさ、痛さ やりきれないことと思います。評判の良い病院はやはり混んでいて一日がかりになりますね。それが嫌さについ後回しになりがちですが早く診察受けて下さい。
Commented by nyankai at 2016-03-15 20:42
★f.yasさんへ
ありがとうございます。
同じ症状でも、原因や対応の仕方が明確ならば、気にならなくなるかもしれないので、億劫ですが、1日がかり覚悟で、何とかしたいと思っています。
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by nyankai | 2016-03-14 09:51 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(4)