2015年 12月 22日
A子家の一族 (12/22 冬至)
9月から、3ヶ月間のスペイン語留学で、グァテマラに行っていた娘さんが帰国したから、ごあいさつにということでした。このお嬢様、語学脳をしているのか、英語・中国語に続いて、3カ国目の外国語習得、うらやましいです。小さい頃、その弟と3人で、兄弟みたいに、良く遊んでくれました。
おみやげを持って来てくれました。当然すぎるコーヒー豆。民族衣装的な刺しゅうを施したコイン入れ、そして、丸い板状のチョコレートでした。水を入れて火にかけて溶かして、ホットチョコレートにして飲むそうです。
以下、彼女の説明。カカオの実は、マンゴーくらいの大きさで、その中に30粒くらいのカカオ豆が入っています。ローストして粉砕して、皮を取り除いて、砂糖やミルクなどを加えて・・・あ~、手間がかかります。それを板状にした物が、おみやげです。
A子夫妻もまだ飲んでいないと言うので、せっかくなら4人でおいしくいただこうと、やってみる。加熱すると簡単に溶けますが、なめらかな飲み物にするには、けっこうがんばってかき混ぜが必要です。好みの濃度にすれば良いだけですが、日本人の舌には、クク~ッ甘い。甘いのに苦い。
もう一つ、首都圏に住む息子さんの所に、秋に赤ちゃんが生まれて、ささやかなお祝いをしたのですが、そのお返しを持って来てくれました。写真をもらいました。あのひょうひょうとした子がパパだなんて、何だか不思議です。
私は自分で作った年賀状を、ずっとコレクションしていますが、1992年の年賀状に、A子さんの娘と息子のが残っています。A子さんが仕事をしているので、毎日のように放課後は入り浸ってくれていました。息子と4人で、版画年賀状を作って、郵便局でやっていたコンクールに出しました。結果は、1番やる気が見えなかった、A子息子の、何だかわからない鳥のゴム版画だけが、佳作に入選しました。見比べてみると、娘さんの「がんターン」(水泳)、息子の「きんガ新年」(モスラ)、そして私の力作「リコーダーを吹く息子」の方が良いと思うんだけどね。見せてやったら、娘さん、懐かしそうに写真に撮って帰りました。
還暦記念写真を見せびらかして自慢したら、A子さんも、がぜんその気になったらしい。夫婦で撮りに行こうと。ご主人、寂しくなった頭をなでながら「いや~」なんて言いつつも、まんざらでもない様子でした。
冬至ですが、とても良いお天気、雪は無し。明日から、日が長くなります。うれしい。マコは〇