2015年 04月 18日
やめる理由は無い (4/18)
原作は平田オリザさん。息子が東京公演では、オリザさんのこまばアゴラ劇場を使わせてもらっています。宿泊もできる劇場で、あまりに楽しすぎて相撲をとってしまい、問題になって、出禁になったと聞いていますが、冗談かもしれません。
主演の子達が「ももいろクローバーZ」だから注目されている面もあるそうですが、私はこの「ももクロ」は、去年の保育所のお遊戯会で、ナナさんがその曲を踊ったのと、友人の職場の年若い上司が熱烈なファンで、「ももクロ部長」と呼ばれていること以外は、一切知りません。
たった100円のことを書いてごめんですが、「風に立つライオン」を見た恵庭シネマ8は、レディースデイ料金が1,100円だったのに、ディノスシネマズ苫小牧は1,000円のままでした。イイネ!はこういう時に使いましょう。
高校演劇の話など、いったい誰が見に来るのさと思いましたが、10人ほど。何でしょう、自分が体験者、家族にいる、今正に演劇をやっている・・・
高校の演劇の地区予選敗退のシーンからでした。何だかわからない審査をされる。そうだよねぇ、演劇って、明らかに下手くそは別として、いったいどんな審査をするんでしょう。だってさ、明らかに傾向の違う作品を審査するのだよ。たとえば音楽なら、クラッシックとジャズと演歌と雅楽なんかを比べて順位を付けるようなもの。ダンスなら、バレエとフラメンコとヒップホップとフォークダンス日舞と・・・あ~、ありえない。演劇、気の毒。
高校演劇出身の息子には、わかりすぎるほどの世界なのでしょう。それと、オリザさんにも、大いなる感情があるのでしょう。ゲンロンカフェで、東さんと、酔いの力も借りて、言いたい方題していましたっけ。息子の感想です→ここ
たくさん印象的なシーンはありましたが、先日は発声のメンテナンスができたとしたら、映画では心のメンテナンスができました。若さを失っているつもりはありませんでしたが、さすがの私でも、いく分中高年のわかったようなゆるさに染まっていたかもしれません。
何かを始めた理由は、はっきりわからなくても良い、でもやめる理由は無い。そうだなと思います。宇宙は広がって行く。だから、やり遂げた瞬間に、次のやりたいことが広がって行く。
東京の高層ビル群のたくさんの光を見上げるシーンでは、私が東京の夜に感じる想いの正体が、理解できました。この明かりの1つ1つは、誰かが必死で生きている光、だから寂しくないと。
昨日は歌会、今日はファーチレ、明日はまじょ子町で練習です。がんばります。ウンチ✕
今夜は24時から「超天晴!福島旅行」→ここ