2015年 01月 29日
「いずみ」に載ってます (1/29)
年賀状の宛名手書き率 北海道新聞1月29日付「いずみ」より
今年いただいた年賀状の宛名の、プリンター印刷と手書きの比率が気になって、数えてみました。8-2かせいぜい7-3で、プリンターが多いと思いこんでいたのですが、意外なことに、結果は67:72で、僅差で手書きの勝ちした。
理由は、私の知り合いの年齢層が総じて高いから、とは言い切れません。若い人もいます。版画や絵手紙など、裏面が力作オリジナルだと、手書きが多いし、年が明けてからゆっくり、もらった分だけに宛てて書く主義と思われる人のも、手書き率が高目です。
私は手書きです。パソコンは少しいじりますが、住所録は持っていません。作り方もわからないし、年に1度だけ使うために苦労して作るより、書いた方が早い気がします。
毛筆などの達筆な宛名は言うまでも無く、見たとたんにわかる癖字もなつかしく、人柄が出ていて、うれしいものです。
高校時代の担任の先生から、「気力体力の衰えを他のものでは、間に合わせができません。来年以降の新年の挨拶を失礼しますので、ご寛恕を請います。」と印刷された年賀状が届きました。「いつまでもお元気で」の文言が添えられ、宛名は手書きでした。先生はこれまでいったい、どれほど膨大な宛名を書いてきたのだろうか。教え子達への、最後の入魂のメッセージを、こんな形で終わらせるやり方がある。手書きの宛名は、思いを雄弁に語るのです。
写真は、手作り&あて名手書き年賀状の中でも、私が選んだベスト5(版画2点、手描き3点)です。スカートしか履かないはずの私ですが、腰までのセーターにあったかレギパンが、やめられません。許してください。
ウンチは〇 良く冷えていますが、良いお天気です。今夜は今年2つ目のライヴです。