2014年 09月 21日
スリリングでドラマティックでファンタスティックな日:ベルバラ編 (9/21)
昨日のWヘッダーは、秒刻みの移動でした。だからスリリングです。
内容は、どちらもドラマティックで、そしてファンタスティックでした。順当に、先の「ベルバラ」から行きましょう。
A子さんが、誘ってくれて、チケとりもやってくれました。宙組のフェルゼンとマリー・アントワネット編です。A子さんは、宝塚の札幌公演は見たことがあるとのこと。私は宝塚大劇場2回と、東京宝塚劇場に1回、行ったことがある、気がする。でも、正統派ヅカファンではありません。ごめんなすって。ベルバラファンではあるかもしれない。
そんな訳で、ストーリーは今さらですが、どなたが出演するかには、とんと興味がありませんでした。ニトリ文化ホールの2300席は、4公演とも完売で、恐れ入りました。ジャズが男比率が高い事を書いたばかりですが、宝塚はたぶん、2,250人は女性だったと思います。
幕が上がって、目に飛び込んできた俳優さんたちの、現実とは思えないスタイルの良さに、驚きました。この頃、四季の女優さんたちのスタイルが良くなったのを感じてはいましたが、元々きれいな宝塚の俳優さんたちは、その上を行っていました。夢中になって読んだ、漫画の絵そのものの、現実味のないアントワネットやフェルゼンやオスカルやアンドレがいました。西洋人みたいな肉感の少ない、華奢な肉体です。
プログラムは、ボリュームこそ少なめですが、1,000円というお求めやすさ。
息子と宝塚大劇場に行った時、息子の感想は「わっかりやすいなぁ~」でした。その通りです。ひねってない、深読みも必要無い、それが宝塚の良さです。
あ~、それなのに、わかっているのに、「さようならベルサイユ、さようならパリ、さようならフランス」に、ウルウルする。アントワネットの実咲凛音さん、気品があって華があって歌も上手くてしゃべる声がしっとりと美しく、さすがの娘役トップの貫禄でした。
それより、驚愕の事実が発覚しました。A子さん「え~っ、そうなんだ、オスカルって女だったんだ・・・」40年もの長きにわたり、それを知らない人がいたなんて、椅子から落っこちそうでした。じゃないと、ベルバラは成立しないのだ。A子さん、天晴れだ
宝塚歌劇100周年、おめでとうございました。
余談ですが、行きのバス停で、SMAP(ドーム)の公演に行くという、どちらかと言うとおばあちゃんに会いました。良いですね。日本の経済は、おばちゃん達が動かしている。