2014年 08月 18日
棚からぼた「第九」 (8/18)
歌友からもたらされた情報は、ベートーヴェンの交響曲第1番から第9番までの全曲を、ぶっつけ1日で試奏するイベントがある。メンバーは、「宮の森アルテ・ムジクス(北海道のアマチュア団体としては唯一、管弦楽と合唱を常時併設している団体として、管弦楽と合唱が一体となった演目を演奏している)」を中心として、パートが不足する場合は、他団体から寄せ集める。ついては「第九」を歌いたい人は、当日エントリーで歌って良いというものでした。
去年暗譜までした「第九」を歌えるチャンスを、逃すことも無いでしょう。開演の10時に行けば良かったのでしょうが、一昨日の疲れが・・・は別にどうってことも無かったのですが、第5番「運命」から、小屋入りじゃなく、会場入り。
「運命」はもちろん、あの出の「ジャジャジャジャ~ン」が有名ですが、思い出しました。小学生の頃、電蓄に世界の名曲全集のソノシートを置いて、擦り切れるほど聴きました。解説本の写真を見ながら、遠いドイツに思いをはせました。第4楽章に未来を感じ、ワクワクしたものでした。ド~ミ~ソ~ファミッレッドッレッド~ ドッドレ~レッレミ~ ドレミファミファソラソラシド~
「田園」まで聴いて、1度歌友とお茶。7番、あ~、聴いたことある。第2楽章、そうだ、サラ・ブライトマンの「フィリナ・ペルドゥート」です。その第2楽章が、止まって、やり直し。試奏会だから、こういうことも起こりうる。
8番と「第九」の間の休憩は、「ドーピング」と書かれ、注射のイラストが着いていました。オケの皆さんは、ヘロヘロ、目もうつろになりかかっていました。それに比べて、私たちの元気なことと言ったらありません。指示は、やったこと無いようなテンポでした。ある意味、非常にスリリングな「第九」でした。だって、本当にぶっつけ本番だったのだから。
ありがとうございました。いつか、正真正銘の「ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会」の開催を目標にしているそうです。その時も、ぜひ仲間に入れてほしいと思っています。
ごきげんよう草葉の陰のベートーヴェン
送り火に替え第九を歌う
8月18日 はれ とうろうながし
きょうはとうろうながしがあるので、わたしはいそいではしのうえにいきました。うしろのほうからは、「どんどこどんどこ」と、たいこをたたいてたくさんのひとがとうろうをもっていって、おふろやさんのところからながしました。きれいでした。
それにしても、14日に競馬をし、15日は仮装で盆踊り、16日はキャニオニングをして、17日は「第九」を歌う私って、いったい何者だろう。
追伸:私の仮装は、蝶では無く、蛾の「オオミズアオ」であるとの指摘がありました。正に、その通りです。蛾と言えば、今朝家に入りこんでいた蛾を、ダリがジャンプして、捕まえて、食べちゃった猫は小さなライオン、正にハンターです。