2014年 01月 08日
短文の誤解 (1/8)
具体的には書けませんが、ある知人が、face book に正直にその時の気分を発したことがきっかけで、人生を左右する程のひどい目にあってしまったと嘆いていました。先方の言い分を聞いていませんので、評価を下すことはできませんが、前後の説明が無いので誤解されたことには間違いないでしょう。
ミクシイのつぶやきには、びっくりさせられることが、少なくありません。ようやく慣れましたが、本人はその時の状況をつぶやいただけでも、読まされる方はそこだけを見る訳ですから。そんなのを真に受ける私がおかしいらしいですが。
世の中をごらんなさい。こういった短文の誤解から生じる悲劇に、あふれかえっているではありませんか。
私は、執念深く、誤解されたくない、誤解されたらとことん解きたい体質です。だから、短文はできるだけ書きたくないのです。長くても、思いが通じるとは限らないし、曲解される時もありますけど。
先日、ずっと私の気持ちが伝わっていないことが不本意だった人に、思い切って素直なメッセージを発信してみました。そう長くも無いけれど、ちゃんと文章にして。書き魔ニャンカイの怪しい習性ですが、文章を書きあげたら、おかしい所はないか、想いを込めて音読して修正します。そうしたら、驚くほど率直な返事が返ってきました。とても嬉しかったです。私の気持ちは届いたのです。
周囲にわかってもらえないと嘆く人は、その前に本気でわかってもらおうとしていますか?件の知人に、いっちゃんの闘病で、私がフラフラになり、その年越しに飛行機できてくれた友達の話しをしたら、どうやってできた友達かと聞かれたので、「ネットで知り合った。」と答えました。信じられない風でした。でもね、ただ短文でつぶやいただけでは、本気の友達になれる可能性は低いでしょう。
努力してもダメだった時は、その相手は読解力が無いアホだ、そんな人はもうこちらから願い下げだと思うことにしています。58歳、そろそろこの程度の思い上がりは、許されるでしょう。
短文は書かないけれど、短歌は別です。短歌は、それぞれが勝手に解釈してください。誤解曲解されてなんぼ。わざとに狙っているのです。真実など追及されたら、汗かきますから。
雪がほとんど無い、昨日のニャンコ座の庭に、ハラハラと弱い雪が降っています。ソチ五輪の代表選手、冬だから北海道民がたくさんいるけれど、浦河のウィリアムソン君って、タイプだ。ウィリアム王子だね。
確かに、長文なら伝わるとは限らないですが。
短歌や俳句を詠む人は、季語と限られた字数の中でその時の気持ちを表現する訳ですから、俺はその人達を尊敬しています。
文章は文字の羅列なので、お互いの表情が見えないからこそ更に気遣いが必要だと思っています。
ことしもよろしく・・・。
でも、だからと言って、言わなくてもわかることなど、ほとんど無いと思います。