2013年 07月 01日
暑かったり寒かったり「響コンサート」 (7/1)
昨日は、NAFの第一の山場、2つのコンサート、おまけに移動ありでした。
会場である「いわみざわ公園野外音楽堂キタオン」には、かなり早く着いて、隣接のバラ園を見るつもりが、カフェに入ってハヤシライスを食べて根っこが生えてしまい、青い空・白樺の林を吹きわたる風・どこからともなくただようバラの香、幸せだなぁと思っているうちに、集合時間(分散して入場させる)になってしまいました。
入口に向かってとことこ歩いている時に、出演する歌友にばったり会いました。歌友には、カラヤンの「第九」のCDを、永久貸与してもらうことになっていたのです。
「電話して楽屋を訪ねようと思ってたんだよ。」
「電話忘れたし!ここで会えて良かった。」
指揮は「お父さんにしたい指揮者NO1の、円光寺雅彦さん、オケは札響、プログラムは、1部はオケの小さめの曲。2部は岩見沢大合唱団が入って、宮川彬さん編曲の唱歌「春・夏・秋・冬」。そして3部はさらに札響合唱団が加わって、交響詩岩見沢でした。
交響詩岩見沢の情報は、去年から耳に入ってはいました。私の音楽を育んでくれた岩見沢の故郷賛歌です。暮れに歌友に「一緒にいかが?」と声をかけてもらって、けっこう本気になって、楽譜を手に入れて、音とりをしました。でも冬場の夜、公共の交通機関はあてにできない状況で、春になったら・・・と思っていました。結局日曜練習などもほとんど行けないことがわかり、18ヶ月にわたる練習をこなしてきた皆さんと同じ意識をもつことは不可能と思い、断念しました。良い観客になろうと。
始まった頃は、初夏の日差しがジリジリと照りつけ、かき氷を買って食べながらの鑑賞。ところが途中から日陰に入ったとたん、かえって寒いくらいになりました。
皆さん、お疲れさまでした。とっても良かったです。ありがとう。
札幌行きの高速バスのバス停まで送ってもらって、バスに乗り込んだのが5:25、文ちゃんのコンサートは6:00スタート。札幌時計台に着いたのは6:00位。すぐ後ろから来たタクシーに乗り込む。
「渡辺淳一文学館まで、お願いします。」
「あ~、はい、失楽園の所ね。」そりゃそうだけど。
「何があるの?」
「シャンソンのコンサートが、もう始まっているんです。」
明るい運転手さんは、碁盤の目と言われる札幌を、斜めの一通を通り、みごと3曲目にもぐりこめました。