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ニャンコ座リポート since 2005 April

タラエモンとラモエタン (3/27)

昨日、積雪節ゼロ宣言をしたら、時々フワフワと雪が降り、一時真っ白な世界になりました。
タラエモンとラモエタン (3/27)_d0017084_993714.jpg息子の4月の公演が近づいています。第17次笑の内閣「65歳からの風営法」は→こちら です。私は6月に京都へ行くので、公演は欠席です。京都及び関西にお住まいの皆様、近くなくとも笑の内閣ファンの皆様、ぜひぜひ観に行ってやってください。
息子が30歳を目前にしても尚、生活できない演劇をやっているのか、その素地を作った戦犯はいったい誰なのか、それは日本昔話と世界昔話を思い入れたっぷりに読んで聞かせたとか、お風呂で「うんちころりん」を語って聞かせたとか、可能な限りの劇団四季の演目のほとんど見せたとか、いっちゃんと私であると思って来ましたが、もう一人いることを、急に思い出しました。
母は、孫(息子のこと)をすごくかわいがってくれました。私がほんの少しの期間、育休明けで職場復帰した時は、細やかな愛情を注いで育ててくれました。家族で出かけるときもほとんど母を連れていきましたから、息子は1番わがままを聞きいれてくれるばあちゃんにとてもなついていました。
息子が言葉を話せるようになった頃から、おそらく小学校いっぱいくらいまで、夕食後毎晩二人は電話で小一時間しゃべるのが日課でした。その内容は、息子が作ったお話の世界でした。私がいい加減聞いてやるのが嫌になっても、母は根気強くつきあってくれていました。
息子のお話の世界には「タラエモン」というキャラクターと、それをシャッフルした「ラモエタン」というキャラクターが出てきました。毎日毎日、新しい話ができあがって、まるで現実のように、セリフ仕立てで進んでいくのです。息子は小さい時から、演劇を創っていたのです。母はその共同制作者だったんだなぁ。どんだけ、電話代かかったのやら。それでも母は、きっと楽しかったんだろうな。
息子よ、タラエモンとラモエタンを覚えているかい?今のあんたがあるのは、バババカのおかげだったんだね。
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by nyankai | 2013-03-27 09:08 | ミュージカル(舞台) | Trackback | Comments(0)