2012年 11月 10日
酪農畜産王国の問題 (11/10)
※本当は、一昨日夜遅くになってから、とってもかわいいお誘いが舞い込み、泣く泣くお断りしました。早く知っていたかったなぁ。
そんな訳で、ここからは昨夜のうちに書いたコピペです。
6日の新聞コラム「北海道百科」は「酪農畜産王国」でした。酪農をしている友達に「ちゃんと読みなさい。」と言われました。
牛乳が余って乳価が下がり、牛乳捨てさせたりしたくせに、ここ数年は又、生クリームやチーズの消費が増え、供給量が追い付かずに輸入しているなど、農政の貧弱さを露呈していますが、酪農家はここ1年で225戸減ったそうです。減った分、新規就農があるかというととんでもないことで、周囲が仕方なくとりこむ規模拡大になるそうです。これ、一見良いことのように感じるでしょうね。でもその友達によると、酪農家が朝晩の搾乳をして、当たり前に好きなこともして生活するのには、50頭くらいがせいぜいだそうです。
100頭も200頭もいたら、朝から晩まで、寝る間も惜しんで働かくか、もしくは借金をして機械化して、従業員を雇って会社にするか。
寝る間もないほどで借金まみれの酪農を、かわいい息子に継がせるか?大切な娘を嫁がせるか?否!だそうです。ごもっとも。健全経営、スポーツやきのことりなど好きなこともやっている友達も、後10年がんばったらやめると言い切っています。
経営強化=規模拡大ではないのです。今に、国産の牛乳は無くなっちゃうよ。
と、偉そうなことを書きっぱなして、私はこれからペガサス号で札幌で~す。