2005年 09月 04日
そして誰もいなくなった (9/4)
台風14号のナービーは、どうものんびり屋らしく、まだ沖縄本島に来てはいません。とても強い風が吹いていますが、雨はたまにザーッと降るくらいです。
仕方ないので、ホテルの屋外プールで遊んでいたら、いつの間にか誰もいなくなって、貸切状態になっていました。降る雨を水中から見上げると、とてもきれいなんですよ。
では、使いたい人が待ってるといけないので、帰ったらまた、続きを書きますね。
追記:負け惜しみ 台風ならではの体験
泳いだ後、レンタカーでドライブしました。夫はアルコールがだめで、運転大好きなので、こんな時とても便利です。方向感覚もかなり良いので、せっかく付いているカーナビも全く必要無くて、カーナビに逆らっては、「検索中」と困っているのを楽しんでいるみたいでした。
本部半島の北の付け根あたりから橋を渡って、奥武島→屋我地島→古宇利島と行きました。屋我地島と本島の間は川の様に細く、そのさらに入り江にある「運天港」には、しけを避けてたくさんの船が休んでいました。
屋我地島から古宇利島へ渡る橋の手前で、2つ大きな思い出(良い事と悲しい事)ができました。まず、良い方です。目の前が開けたとたん、夫も私も「ワーアッ!」と声をあげました。見たことも無い絶景だったのです。この橋は真ん中が船の航路になっているからか、高くなっています。それで、橋に対して海も立ち上がっているように見えるのです。
次に悲しい事ですが、橋のたもとに必死に強風に耐えるようにしている白黒の犬を見つけたのです。首輪はしていません。ご主人を待っていたのでしょうか。それとも・・・ 帰り道まだ犬はいました。私達の車が徐行すると、尻尾を振って寄ってきたので、あわてて走り去りましたが、今も心に引っかかっています。どうか、あのワンちゃんがお家に帰っていますように。