人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログトップ

ニャンコ座リポート since 2005 April

大人の顔 (8/5)

大人の顔 (8/5)_d0017084_127132.jpg昨日は、息子の公演「非実在少女のるてちゃん」をマチソワしました。
親バカだと笑ってください。良い意味で、息子が遠い人に見えました。誇らしいのです。いっしょにやって来た若者たちも、みんな大人の顔になったなぁと、しみじみ思いました。
まだ帰りたくないな(≧∇≦)
追記
「駒場アゴラ劇場」は、平田オリザさんの劇場だから、そこでやれるというのは、箔が付くことなのだそうです。
劇場は、泊った渋谷東急インから京王井の頭線で二駅(電車賃が120円ってすごく安い印象)、ネットからプリントした道案内が的確で、私でも迷わずに行けました。
今回は演出が息子から別な人に代わっているし、出演者もかなり入れ替わっているので、どんなふうになっているか楽しみでした。たぶん脚本は、一部の時事ネタを除いてほとんど変わっていなかったと思います。女の子の衣装は、パワーアップされていました。
テンポが良くなり、弥生が卓也に抱く感情、そしてエンディングもわかりやすくなっていました。
演じる人がが変わっているのだから当然ですが、役のキャラが前任者にとらわれていないのが、なかなか良いと思いました。
特に、長い付き合いになってきている子(と書くのは失礼ですが)が、いく分素の部分もわかっている子が、舞台の上で又知らなかった側面を見せてくれるのが、新鮮でした。そして何より、その子たちがしっかりした大人の顔になったものだと、まるで保護者になった心境で嬉しかったのです。
大人の顔 (8/5)_d0017084_1274633.jpg息子が遠い人になったというのは、悲しんでいるのではないのです。公演を見に行くと、息子とはほとんど話せません。息子は人生をかけた仕事中なのです。田舎から出てきたおかんが、話しかけたりするべきではありません。発達にバランスを欠き、おそらく周囲の人に助けてもらわなくてはならない息子ですが、仲間を連れて東京まで来てしまい、代表者としてグダグダなりにも指示を出し、アフタートークのお歴々とわたりあっている姿を見て、私など手の届かない所に行ってしまったなぁ、偉いなぁと誇らしくなったのです。
でも、忙しくて宣伝にまで手が回らないからと、札幌公演のためにチラシをどっさり持たされ(重いじゃないか)、親戚や私の友人関係に自腹で送るようマネジメントを承ってきた、おバカな母なのでした044.gif
Commented by かま猫 at 2012-08-08 03:58 x
いえいえ!自信を持って言います。親ばかなどではありません。ご子息、ほんとうに素晴らしい。演劇も本当に素晴らしかったです。一緒に行った友達も大いに楽しんでいたし呼び寄せた娘は高校の時に演劇部だったこともあり(オタク)であることもあり私とはまた違った刺激を受けたのではないかと思います。アフタートークの長島☆自演乙☆雄一郎さんに「こころちゃ~ん」と呼びかけ「こころいうな!」と定番の(後からききました)掛け合いにはびっくりでした。わずかですが「バス代」もカンパさせていただきました。帰りの電車で育児日記を読み「あぁ、私もこんな素晴らしい記録を残せばよかったと思いました。
Commented by nyankai at 2012-08-08 09:57
★かま猫さんへ
ありがとうございます。
本人たちにとっては、反省点多々の公演だったようですが、反省ができるということは、きちんと向き合えていたのだろうと思います。
オタクのことは門外漢の私ですが、娘さんに感謝です。
育児日記は、すいません、買っていただいて。もしかしたら、息子がなぜああいう風に育ったか、垣間見られるかもしれないです。
名前
URL
削除用パスワード
by nyankai | 2012-08-05 09:16 | ミュージカル(舞台) | Trackback | Comments(2)