2012年 05月 24日
知るとひけらかしたくなる知識 (5/24)
山を歩くのが得意な友達が、花の写真をくれました。いっぱい咲いていたとか。「クマガイソウ」です。「クマガイソウ」と言えば「アツモリソウ」と並ぶ、野生のランです。そんなに身近にあるなんて、知りませんでした。
「クマガイソウ」と「アツモリソウ」はどう違うのか、知らないことは調べたくなる。どちらもほとんど同じそうですが、花の形が武士の「母衣(ほろ:)鎧(よろい)の背につけて流れ矢を防ぎ、また存在を示す標識にした布)」にそっくりだから、この名前が付いたそうです。余談ですが、知人に「袰地」(ほろち)さんという人がいます。
花の色が白っぽくてごつい方が「クマガイソウ」で、色が赤っぽくてきゃしゃな方が「アツモリソウ」だそうです。説明いりますか?源氏の旗が白、熊谷直実は源氏。平家の旗は赤、平敦盛は平氏。
今年の大河ドラマ「平清盛」は、視聴率で苦戦している由。私は欠かさず見ていますけどね。やや歴女です。特に源平は好きです。はっきり言って、ミーハーの判官びいきです。清盛は損な役回りですが、大した人物だったと思います。
ところで、歴史教養番組に多いのですが、知識が披露される、それがすごく当たり前のことでも、タレントが出演していて「え~っ、そうだったの~っ」と、本日学会で発表された新説に接したかのように、ひどく驚いて、手をたたいたりする。あれは、私はすごくしらけます。そんなこと、ほとんどみんな知ってるでしょ。特に出演者なら、勉強してくるでしょ。脚本がそうなっているのだろうけど、なぜにそんなことさせる。
先月くらいだったか、「源平」に関する番組があって、常盤が母の命を守るために平氏に出頭し、子どもの命を守るために清盛の愛人になったくだりで、全員驚愕のリアクション・・・あ~、やだやだ。嫌なら見るな、私、でした。
熊谷直実と平敦盛の一の谷の件、「クマガイソウ」と「アツモリソウ」の美しさそのものに何ら影響ありませんが、知っている方がよりおもしろいでしょう。
今夜ライヴのリハなのに、体調不良者発生。こんな私もさすがに、神様仏様・・・いっちゃん様・・・
ディレクターの指示で進行されていくのだというのを
フジテレビの某番組を観覧した時、知りました。
自分が知らないタレントだったとしても、大げさに歓声を上げ
大きな拍手で迎えてください、音が大きく出る拍手の仕方などを
教わり、本番前に練習をさせられました。
ニャンカイさんが見ている番組も同じだと思います。
そういうことなんでしょうねぇ。私の好みが合わないだけなのですが。