2012年 04月 06日
お着替え入れウサギさんバッグ (4/6)
その一つが、3歳のお友達の、先ごろ入所した保育所で使う、お着替え入れバック作りの注文を承ったのです。
かなり自分の好みがはっきりしているお友達で、参考までにと貸した袋物の本の中から選んで「これを作ってね。」と言ってくれたから、楽ではありました。お友達は、ピンクが好きです。それと、大好きな「ウサギ組」なんだそうです。
日常的に持って歩くのではなく、保育所で着替えを入れておく物なので、多少大き目が良いと、ママからの付帯事項で、口袋が付いていて、紐で閉じるようにしてほしいとのことでした。口袋はやったことが無いので、少し苦労しました。
家にあるピンクの布を総動員して、別に急がなくても良かったのだけれど、早く渡してやりたくって、けっこう根を詰めてやりましたが、肩凝りはしていないみたいです。本人が持って歩くことはめったにないのでしょうが、持ち手が太いと3歳の子の手には持ちにくいであろうから、細めにしました。何と言う細やかな心配りであることか!
去年の3月も、あの震災後、自分は被災したわけでもないのに、多くの人がきっとそうであったであろう、いたたまれない毎日を救ってくれたのは、頼まれていた保育園入園グッズ作りでした。頭を使い、手を動かし、目に見える形でできあがっていく作業は、実感として心を救ってくれるのです。
昨日、無事引き渡しができました。ママと一緒に歌の練習に来たお友達は、ウサギさんバッグを気に入ってくれたようで、鏡の前で持ってポーズをとっていました。
「ウサギ組」の他には何組があるか、お友達に聞きましたが、首をかしげるだけでした。たとえば「ゾウ組」とか「ライオン組」?まさか、「ヌー組」とか「ミーアキャット組」とか「イボイノシシ組」なんて、あるとおもしろいのにアップリケがね。(出典:ライオンキング?)