2005年 08月 15日
朋よ 寧靖に 瞑れ (8/15)
我が家はGWと盆暮れ正月は、出来るだけ出かけません。近くに交通の要所日勝峠の上り口の道の駅がありますが、ゴミシールを買いがてら見物に行きました。
郵便局など他の施設もあって、大きな駐車場なのですが、見た限りでも「浜松」「京都」など他府県のナンバーやレンタカーも入り混じり、超満員。コンビニのレジ、食堂には列ができ、道の駅のテレビの前は駒大苫小牧の応援をする人達でごった返していました。
60年前のこの町は、どんなだったのでしょう。
夫の父は、17年前に南方慰霊団に参加して、旅先の様子と従軍していた当時の思い出をまとめて、本にしてくれました。夫も私も戦争を知らない世代ですから、この本は私達にとって、そしてさらに息子達に受け継いでいく物として、とても大切な本です。
何かちょっと辛いことがあった時、戦争のドラマなり舞台なりを見て、『ああ、戦争じゃなくて良かった。戦争でさえなければ、何とかなる。』と心から思います。どんな事があっても、戦争が出来る国になってはいけません。
それにしても父は、80歳を過ぎた今でも、きっと「将来の夢」があるんじゃないかと思います。すてきな父です。