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ニャンコ座リポート since 2005 April

天才父子 (2/7)

昨日午後、買い物に行ったら、気温が1℃と暖かくて、スーパーの駐車場がグシャグシャでした。
余程のことが無い限り電話などしてこない息子が、公演のネット配信の翌朝(5日)というか、数時間後、感想を求めて電話をかけてよこしました。5日のブログは、あらかじめ「いっちゃん週間」のことを書こうと、頭の中に準備してしまっていたので、そのままいきましたが、今日少しふれておこうと思います。
初めて見る新居に集まりし、ほとんどがお馴染のメンバーは、みんながっちり防寒対策(まだ暖房を付けていない)をしていました。一人、ぬくぬくとパソコンを見ている自分が、何だか申し訳ないような気がしました。息子が「フィアンセと住むために、引っ越しました。」と発言していたので、今後はもうその話題に触れて良いのだと、ほっとしました。
今回の公演「ヅッコケ三人組の稽古場有料化反対闘争」は、そのタイトルから想像できる内容と思ってくださって構いません。去年11月に息子が帰省した時に、ニャンコ座のパソコンに脚本を入れて行ったので、読んではいました。でも観た印象を一言で言うと、「良い意味で落ち着いた・・・いや、落ち着きたくはないな、やりたいことが鮮明になった。」かな。小技で笑わせる部分は健在ですが、そこに重点を置くのではなく、筋が通ってきたという感じです。
役者などの面白さや課題は、多々ありますが、そういう人たちが息子の所に集まってくれることを、感謝せずにはいられません。
もちろん、まだまだ未熟ではありますが、去年の今頃のいくつかの不調、そして大きな人生勉強は、結果的に今公演に出たと思います。
天才父子 (2/7)_d0017084_9335090.jpg息子は本当にダメダメ人間です。まっとうに働けないだろうから、芝居くらいやらせてください。でも、もう母親の思い入れの遥か外側を、息子は歩いています。親の欲目、親ばかを差し引いても、手も足も出ません。
今、1番感想を聞いてみたいのは、いっちゃんです。いっちゃんなら、何と言うでしょう。小さい頃から、叱る時はびっくりするほどちゃんと叱る父親でした。息子と違って、うるさく自己表現をするタイプではありませんでしたが、息子と私は、いっちゃんの類まれなユニークさを知っています。息子に最大の影響を与えたのは、いっちゃんです。いっちゃんと息子は、天才父子だと思います。いっちゃん、お願いだから、息子に何か言ってやってよ。「この、バカモンが!」と罵倒してよ。
いっちゃんは生前、息子と一緒に歩いてくれる女性の写真(2007年に共演した舞台のチラシ→ここ 上手くいけば、見つかるかも)を見て、「おっ、かわいいっしょ」と、我が子の女性を見る目に満足そうでした。
公演は、まだ観られます。→ここ
写真は、93年8月、息子4年生の道北旅行、後ろにいるのは間宮林蔵さんです。
Commented by toruneko65 at 2012-02-07 22:34
札幌も昨日、今日は温かかったです。
>わが子の女性を見る目に満足そう......分かります
可愛い方ですね!改めておめでとうございます。
Commented by nyankai at 2012-02-07 23:32
★toruneko65 さんへ
雪まつりの雪像が壊れて、けがをした方がいるんですね。誰も悪いわけではないのに、気の毒だなぁと思いました。
先輩に「分かります」と言ってもらえると、自信が持てます。ありがとうございます。
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by nyankai | 2012-02-07 09:29 | 夫いっちゃん | Trackback | Comments(2)