2011年 12月 13日
紅い月見降ろしている赤ワイン (12/13)
私が勝手に認定した、歌友の二人の姉さん、姉上と姉様ですから、当然私よりも年上ですが、二人の気力・体力・心の自由度には、目を見張るものがあります。
書いたらひんしゅく買いそうなので(いや、ひんしゅくはお金を払ってでも買う方が良いのかも)、黙っとこと思ったのですが、やっぱり書きます。伯父のお通夜が終わった後、シャンソンライヴ行きを強行しました。スタートの何曲かは聴けませんでしたが、仕事が遅番の姉様が、一人でも聴きに行きたかったのよ、遅れても良いなら一緒に行こうと言ってくれたので。
あの「不実な長い指」の文ちゃんと、今回初めての高田康子さんのライブです。カプリスは、満員でした。文ちゃんは、黒いズボンンとベルベットの襟が付いた黒いベストに、ラインストーンのト音記号のブローチといういでたちで、お客様と楽しそうにおしゃべりしていました。姉様と私が入って行ったら、すぐにわかってくれて、遅れたお詫びを言いました。
ほどなく第2部が始まって、文ちゃんは「ビアンビアン」で、全くキャラ違いというか、だからこそ良いというか、光るカチューシャを付けて、腰を振って歌ってくれました。
もうお一方の高田康子さんが、すごかったです。同年代の女性歌手ですが、すごさを表す言葉が見つからないのがもどかしいです。たとえば、→ここ 厚かましいですが、言葉をかけてみました。「歌とは、こんな風に歌うのだと、改めて思いました。」と。お返事は「そんな風に言ってもらえて、嬉しいです。ずい分迷いながら歌ってきましたが、今ようやくここまでたどり着きました。」でした。
私の、お気に入りの歌手が、又一人増えました。私もそろそろ誰の真似でも無く、自分らしく歌いたいと、ますますその気持ちが強くなりました。
帰り道、皆既月食が良く見えました。おじちゃん、わがまま通してごめんね。でも、行って良かったよ。
紅い月見降ろしている赤ワイン
黒いベストのシャンソンを聴く
いっちゃんの実家の町は、積雪1mを超えたそうで・・・ニャンコ座の町は、全く無いのに。
昨日と一昨日の記事に追記しましたので、良かったら読んでください。