2011年 11月 21日
江よりは茶々 (11/21)
怖いよと顔をうずめる胸が無い
初冬の風を聞く夜明け前
大河ドラマ「江」が、最終回を残すだけになりました。当初、今年は外れだなぁという感じで、見られない時は無理をせずでしたが、小学生からの習慣は恐ろしいもので、やっぱり見ています。あくまでドラマである、史実ではないけど。
戦の無い世の中を築くために戦をする・・・なんて、私は認めはしませんし、親兄弟であっても敵になったり、政略結婚がありふれていたり、今を生きる私が理解するのは難しい価値観である大前提を、まずは別個にしておいて。
三姉妹の話です。姉も妹もいない私には、姉妹は羨ましいと思います。兄弟の組み合わせで仲良しでいられるのは、姉妹のみだと思います。別に仲悪いのではありませんが、大人になってしまっての男兄弟、特にお互いに配偶者ができてしまうと、その時点で、兄や弟がいることさえも、普段は忘れています。
主人公は「江」です。戦国の習いとはいえ、板ばさみなど、辛いことの多かった人生でしょう。翻弄されたのでは、精神が持たないので、きっと自分で選びとって、納得しているのだと思いながら、生きていったのでしょう。すばらしい女性であったと思います。
でも私は、自分は「茶々」体質ね、と思います。上手くやって、滅ぼされないようにすることは、可能だったのではないかと思います。でも「誇り」が、と言うよりも「意地」が判断の基準になる所が好きです。私も意地っ張りですから。間違っているとわかっていても、意地で滅びてしまう方を、絶対に選びます。良かった、戦国時代の人じゃなくって。そう言えばたまに、この瞬間に破滅してしまいたいと思う時がある、かもしれない・・・だ、大丈夫ですよ(^_^;) とりあえず、明日も生きていたいですから。
写真は、もちろん「江」とは何の関係も無く、息子が来ていた折、イケメンネギの耳を倒して「犬!」をやっている所。だから、ネギに嫌われるんだよ。