2011年 11月 13日
もだえる音 (11/13)
冬になると、聴くことに決めているCDがあります。春にオーディオコンポを取り換えたので、CDは5枚乗せておけます。「サラ・ブライトマン」の「冬のシンフォニー」、「ヨーヨーマ プレイズ・モリコーネ」を入れました。頭おかしくなりそうに寂しかった3年前に買ったCDですから、楽しくなる訳ではなく、むしろ逆かもしれませんが。
ヨーヨー・マ&モリコーネは、もちろん「ミッション」「海の上のピアニスト」「ニュー・シネマ・パラダイス」などの、映画音楽です。私は映画は詳しくないのですが、この世にこれほどの美しいメロディーがあるものか、と絶句します。ニャンコ座は、おかげさまで、できるだけ生活感を排除する作りにしてもらいましたので、照明をシャンデリアだけにしてモリコーネをかけると、そこはもう日常とは違う空間になります。
ヨーヨー・マのチェロの音は、もだえます。もだえる音です。今この瞬間に、どうなっても良いとさえ感じます。どちらかというと、歌のある曲の方が好きですが、これは歌よりも歌っていると思います。もだえる音に、そのまま体をゆだねてしまい、もてあそばれて、どこかに連れて行かれてもかまわないほどです。
「冬のシンフォニー」を聴きながら、クリスマスツリーを飾るのがお約束になっています。まだ早いので全面クリスマスにはしませんが、ツリーだけ飾りました。
朝から、夜チックなこと書いていました。そんな場合ではない。これから、7時間前に連れて帰ってきた息子を、中学校の閉校式に送って行きます。息子のために奔走するなんて、すごく不本意ですけどね。
たまぁ~にあってもいいんじゃない?
だから人生面白い・・・かも。
心の中までしみこんできます