2011年 07月 02日
ハネムーン症候群 (7/2)
相変わらず、入眠スイッチの故障は治っていないので、時々試してみるのですが、「マイスリー」無しでは眠りに付けません。日中に眠くなることもほとんどありません。その「マイスリー」は、今のところ非常に良く効いて、飲んで少し経つと意識混濁状態になります。眠りに就く直前の少しの間に本を読むのが、けっこう至福な私です。
ちょっと前のこと、自分の左手に頭を乗っけるような格好で本を読みながら、そのまま意識を失って、気が付いたら、スタンドがついたままで、左手がしびれていたことがありました。その夜はスタンド消して又寝てしまい、朝は何ともなかったのですが、大石静の本に、面白い記述があったのを思い出しました。
「ハネムーン症候群」です。新婚旅行で、新郎が腕枕をし、新婦と寄り添って寝る。新婦の頭で一晩中重しをされた様な腕なのに、翌朝、新郎はまた、腕立て伏せに似た運動をする。その後しばらくして、突然、腕が動かなくなってしまう、らしい。筋肉と血管を圧迫され続けた腕を、いきなり使うと起こる、らしい。
公宅は狭いので、ずっといっちゃんが持っていたセミダブルに二人で寝ていました。ニャンコ座に移るときに、私は嬉々として、自分だけの姫ベッドを購入しました。念願の一人寝が、のびのびとできると。それが嬉しかったのは、ほんの数ヶ月でした。いっちゃんが病に倒れ、一人のベッドではおろか、一人の寝室になってしまいました。
退院してからは、ちょっとの変化も見逃してはならないのと、とにかくくっついていたのとで、結局狭いセミダブルで一緒に寝ていました。それもまた半年ほどでで終わってしまいましたが。
腕枕は、古典的な幻想でしょう。あの体勢で寝るのは、心から守られている感じがして嬉しいけれど、くつろげないです。結婚したら、恋は終わり、自分のベッドがほしくなるのです。でも、心の腕枕はほしいです。さっさと背中を向けられるのは、ど~かな~と思います。
何を書きたいんだか、わからなくなりました。私は今は、たまに腕枕で寝たいです。
写真は、ニャンコ座横の防風林とその先にある牧場。何だかすごくきれいだったので。
おとぎの国への入り口ですね。
気の向いた時にひょいっとでかけて、
心躍る冒険と、とろけるようなラブロマンスを楽しんで・・・
姫と魔女の世界は思いのままなので~す☆
家のすぐ横なのに、こんな風景があったなんて。これは午後5時ころなんですよ。林の向こうが明るくて。すごく贅沢な場所に住んでいるんだなぁと思います。このすぐそばに、コンビニもケーキ屋さんもあるんだから。
姫と魔女の世界ね・・・そうね、そうありたいです。