2011年 05月 27日
嶋保子さんのことと私の病気のこと (5/27)
昨日、荒井洸子さんのご縁で知り合った、札幌のシャンソン歌手、嶋保子さんの番組を見ました。「明日世界が滅びようとも がんと共に歌う嶋保子・命のステージ家族への遺言」です。
嶋さんは末期がんです。ブログは→ここ いっちゃんが元気だった頃も、そして死んでしまうかもしれない幹細胞移植を受けた翌日も、亡くなってからも、連れて行った離婚したばかりの姪っ子が酔い潰れた年も、年に1度の荒井さんが歌うライヴには、聴きに行きました。そしてママが末期がんであることを知りました。ママは、息子さんよりも歌の道を選んだのだそうです。そして27年ぶりに息子さんと再会を果たし、その瞬間に発した言葉が「イエ~ィ」だったのだそうです。歌うとは、この「イエ~ィ」に凝縮されているのではないかと思いました。やっぱり、いつか人前では泣かないくらい強く豊かになりたい。「イエ~ィ」だよ。
今年の1月の、あの立ち止まったら凍死してしまいそうに寒い夜に友達と行った荒井さんの新春シャンソンショーで、荒井さんは「ギフト」を歌っていました。(友達と私も映っていましたよ)
私たちのライヴは、遊びです。でも、歌っている間は、人生を真剣に語るものでありたい。少し思い上がっていた私に、ウィルスは警鐘を鳴らしてくれたのかもしれない。1日違ってもダメだってほど、絶妙なタイミングで治ってくれているのかもしれない。あれほど喉が痛くても、声には何ら問題が起きていないのも不思議。
私の病気は、大したもんではないのですが、あなどってもいけない、完治まではまだかかるものらしいです。でもみなさんには絶対迷惑かけません、安心して聴きにいらしてください。絶対楽しいです。去年よりパワーアップしています。
実は、ピアニストは怪我をしてしまいました。こちらも不幸中の幸い、手ではなく足です、リハで1番元気だったのは、ケガ人と病人です。今年のライヴは、MCネタの宝庫です。
リハの後、夕ご飯食べて行くメンバーに誘われて、断りきれずについて行った居酒屋で、回し食いにならによう端っこで食べた「トマトとなすのパスタ」は、大変おいしゅうございました。
大丈夫! 楽しみにしていますヨ♫
仕事ではなくてもやりたい事やらなくちゃと思える事と自分の身体…
うまいこと調整しながら楽しめたらいいですね。
「トマトとなすのパスタ」名称だけでうまそう
家族のイベントがある時に家族の中でみんなが箸をつついてるのとは別に小さなお盆に腎臓病食をのっけてひっそり食べてる感じに似てますね
そうなんです、具合はまあまあなんですが、血液検査の数値がある特異な状況を示していたものですから、不安をぬぐいきれなくて。でも明日ははじけます。
パスタ、すごくおいしかったですよ。みんなも、少しずつ味見させてくれるなど、優しかったし。