2011年 05月 18日
千歳フィルCMクラッシック名曲選 (5/18)
日曜日のコンサートのハシゴの一方に触れていなかったので、今日はこの話題を。
「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート 千歳フィルハーモニーオーケストラ 第24回公演 CMクラッシック名曲選」という、長~いタイトルのコンサートでした。プログラムは、「威風堂々」「カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲」「くるみ割り人形―あし笛の踊り」「ロメオとジュリエットⅡモンタギュー家とキャピレット家」「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」「木星」「運命Ⅰ」「新世界Ⅳ」「ボレロ」という、おいしいとこどりというか、メインディッシュばかりというか、・・・私は大変楽しませていただきましたが、練習は大変だったとのことです。
どの曲もCMに使われているので、クラッシックコンサート初心者の人でも、きっと入りやすかったことと思います。代表者とコンマスが「しゃべりたいおじさん」らしく(褒めてます)、解説が入ってさらにわかりやすく・・・おかげで終演が予想より遅くなり、チョクさんのリサイタルの到着が、ギリギリになったのですが。
「ボレロ」ですが、「のだめ」でもボロボロのオケの象徴として使われていたほど、力量がしっかりと出てしまう曲で、アマチュアのオケはほとんどやらないのだそうです。それをあえて、暴挙に打って出たのですね。コンマスがあらかじめ「CDには無い音が出ると思いますが、そこは生の良さと思ってください。」と解説して、演奏は始まりました。確かにいくつかCDには無い音も出ましたが、良くがんばりました。なんだよ~、アマオケにウルウルしてしまったじゃないか。
全く余談ですが、私は「ボレロ」というと、「愛と哀しみのボレロ」のジュルジュ・ドンのバレエと、トービル&ディーンのアイスダンスなのです。
アンコールは、管楽器が退場して、「G線上のアリア」でした。管の皆さんはいち早くロビーに出て、募金箱を持ってお見送りでした。なるほど。このコンサートは無料で、義捐金を集めました。チケットを売って義捐金にするのと、どちらが良いのでしょうね。私はチケット制のほうが、行きやすいですが。