2011年 05月 03日
天才はぶっ飛んだ母が作る (5/3)
で、今日のブログは昨夜のうちに書いておきました。だから送信するだけ。
友達に、「今すぐ○○○見て!」とテレビ番組をメールしてくるお節介なのがいるのですが、先日ある番組で、自由自在に作曲や編曲をしてピアノを弾きこなす10歳の天才少年が出ていました。全くすごかったのですが、その彼の家庭環境が興味深かったのです。そんなに詳しく紹介されたのではないのですが、お母さんがユニークなのです。見ながら、は~なるほどと、膝を打ったのです。天才は母が作るんだと。
普通のお母さんの定義はわかりませんが、私は元々色んなものを作るのが好きで、息子が生れてからも「縫う」「書く」「描く」「作る」「歌う」「弾く」で「ステージに立つ」なんてことをやり続けてきました。息子は当然、こういうことをするのが当たり前だと思って育って行ったでしょう。
幼稚園の時、紙を丸く切って、さらに真ん中をくりぬいて「スカート」(確かにサーキュラースカートだ)と称し、母の日のプレゼントにくれたことがありました。発想の面白さ、特にスカートを紙とはさみで作ってしまおうと思った点が、非常に面白いと思いました。
息子は、紙束をホッチキスで綴じてやると、絵本を作ると称して、あっという間に描きあげました。12枚綴じると、テーマのあるカレンダーを作り上げました。あまりの迷いの無さに、我が子ながら感心しました。だから今も、脚本を作り続けているのだと思います。
私の友達に、絵本を出版した人がいますが、彼女の息子さんも、自ら作詞・作曲をし、ミュージシャンを目指して、それでは食えない生活をしています。友達も私も、私たちどこかぶっ飛んだ所があるよね、と自覚しています。
ほらね、お母さんがこんな風にある意味怖いもん無しの大それた行動をとると、子どもは天才(かもしれない)になるのです。自分にも何かができると、もしかして勘違いするかもしれない。そうだ、そうに違いない。その息子、何とかうつ状態から抜け出したようです。次の芝居のこと考えているし、仕事のこともね。危なっかしいけれど、天才だから、安定した人生を望むのは、やめた方が良いかもしれない。そう思って、この状況をあきらめるしかない。息子を信じて応援するしかない。
写真は、88年5月、息子年中さん。じゃ、行ってきます。ぶっ飛んできます。
あの~、最後に一つだけ。どんなヤツだって、「殺害しました」って胸を張る感覚、私にはわからない。
息子さん、うつっぽさ脱したならよかったです。これからもいろいろあるでしょうけど・・写真かわいいですねぇぇ♪私もラブラブです!!!!!
お母さん、面白かったですよねぇ。
本人も、クラスでは浮くことあるって言ってたくらいたくましいんですよ。
息子の事、ありがとうございます。この写真、メチャメチャかわいいでしょ?くるみ家と良い勝負かしら?