2011年 04月 04日
幻滅した「テレビタックル」と義家センセ (4/4)
内容は「ヤンキー先生の教育改革 教員には1年間自衛隊訓練を行う;男女とも!国を護るための訓練を受けた先生なら、少々なめられない基本的な強靱な体と精神作りができる。国旗国歌の問題解消。等々、そしてそれをコメンテーターたちが、嬉しそうにほめそやす。」でした。私あの時、義家さんという人物に心底がっかりして、言いたい放題させて持ち上げるテレビタックルにも幻滅しました。テレビに向かって、何か投げつけたい衝動にかられたほどでした。エンタメ番組だって割り切れば良いんですけどね。期待した私がバカでしたってことで。
これでも義家先生を尊敬したいと思っていたのですよ。ずっと以前、北星余市の校長先生の講演を聞いた時には、その御苦労に頭が下がり、どちらかというと日なたしか歩いて来なかった我と我が身の狭さを、振り返るきっかけにもなったほどでした。だから義家先生が現れた時には、一般的な基準では想像できないほどの現場の事情や戦いがあるのだろうとか、人間はいつでもやり直せるとか、色んなことに気がつこうと、好意的な意味で関心を持ったつもりでした。
教員を辞して、議員(それもよりによって当時の体制側)になると聞いた時、あ~何考えてんだ、この人~と思いましたが、それでも自分の思い描く大きな目標のためになのだろうと、これでも期待を繋いでいたのです。でも結果は恐れていた通り、彼によって学校現場はかきまわされています。
今、震災以外のすべての問題は、みんなして考えるゆとりが無い状態で、それは私も同じですが、だからと言って他のことがうまくいっているわけでは全然ありません。今日だって、新学期に向けて、学校ではとてつもなく忙しい準備が続いているのです。子どもたちが笑顔で登校できるように、真っ先にそのことのために。
以上、あくまで独り言、独白(毒吐くじゃないよ)ですから。念のため。