2011年 03月 17日
猫好きではなく「アブサン」好き (3/17)
いっちゃんの蔵書は「大江健三郎」「井上ひさし」「滝田ゆう」「東海林さだお」「安部公房」「椎名誠」「サトウサンペイ」「野坂昭如」「村松友視」(やっぱり「み」の字が変換できない、示すへんなのに)等々です。
「野坂昭如」は読むたびに生理的に男っぽくて、降参することが多かったのですが、この頃ようやく面白さがわかってきました。いや、野坂さんってかなりタイプ、付きあっても良いのに、残念だったわ。
「村松友視」はプロレスのことを書いた本があって、息子のために読んだのですが、彼の別の面である「猫好き」に興味が湧いて、「アブサン」本を2冊読みました。アブサンは、村松さんが21年一緒に暮らした猫の名前です。アブさんではなく、お酒の名前のアブサンです。子猫時代に出会った時に、泣き疲れて声が枯れていて、それがアブサンを飲み過ぎて声が枯れた酒場の女みたいだと思ったからだそうです。もっとも猫のアブサンは、その後かわいらしい声に戻ったそうですが。
村松さんの文体はすごく好きです。あこがれます。真似したいです。その村松さんが、アブサンへの愛情を努めて冷静に(恥ずかしそうに)書くことで、かえって切々と伝わってくるのです。読んでなるほどと思ったことがあります。村松さんは「猫好き」なのではなく、「アブサン」が好きなのであると強調しています。アブサンは、伴侶であったと。被災地では、どれほどの伴侶との哀しい別れがあったことか。
自分の場合を考えてみました。ニャンコ座には3ニャンがいます。「ネギ」「ダリ」「マコ」、どれもかけがえのない大切な存在です。でも少し前に、私は彼らを空気の様な存在であると書きました。伴侶・・・はやっぱりいっちゃんですから。猫全般好きと、自分の猫が好きなのとでは、確かに違うかもしれません。何となくわかります。
ニャンコ座は、猫が暮らしやすいように作りました。行き来自由にするため、ドアはほとんどないし、キャットウォーク(梁)があるし、壁は爪とぎし放題だし(T_T) 空気のようでも本当は、私は彼らの執事であると認識しています。彼らはご主人様です。
写真は、お魚が映っている番組を観ている「ダリ」であります。見づらくはないのか?と、アホブログにしてみました。被災していない者が元気でなければ、行動できませんものね。私は普通に、経済活動することにしましたよ。と強がってみましたが、原発の状態が日に日に悪くなっていき、背筋が寒くなります。今日の真冬の天気のように。けっこうな雪降りです。
母が認知症のために買いまくってしまった新品の中高年向け女性下着多数、送れる体制が整ったら送りたいです。詳しく知っている方がいたら、教えてください。
私的には知ってもいいことと思ったので、載せたんですが。 まだまだ、ブログ初心者 甘いとこだらけです。
なおにゃさんのコメントを拝借してしまいました。
へ~そうなんだ…と、分かっていなかった電気の供給の仕方を知り、 節電やっぱり役に立つんだ とやりがいをもらえたので、私のブログに貼り付けしてしまいました。
これって、よくないのでしょうか? 勝手にすみません。
救援物資はそれぞれ住んでいる役場や社会福祉協議会が窓口になりそうな感じですね。こちらは小さな町なので友人と声をかけあっています。どこかが中心になってくれたら、荷物を持ち寄ったり、仕分けしたり、作業に協力したい人はたくさんいると思います!
私も6年目になりますが、法的なことを含め、わからないことばかりです。
去年、苫民のコラムを書かせてもらっていた時は、出典を明らかにすれば良いとのことでしたが。雑誌などをそのままスキャンしてしまった時、息子に叱られました。法律違反だって。
なおにゃさんに関しては、専門家として知ってほしい情報なので、ご本人も望んでおられると思います。
ブログは不特定多数の方が読んでくださっています。誰一人として不快にさせないことは不可能です。ただね、嫌なら読まなきゃ良いのだとも思っていますよ。
★theresiaさんへ
下着の件ですね。ありがとうございます。やってみます。
私ね、あの恐ろしい津波の映像を見て泣きながら
このなかに動物達も飲み込まれてしまってるんだと…
でもペットごときのことは言ってはいけないと…
nyankaiさんが書いてくださって…
ありがとうございます。
私自身避難となると2匹でも難しいです。
家が残ってるならぎりぎりまでいっしょ または残して様子を見に行くか。
どこでライン引くのだろうと答えは出ないです。その場になればゆとりないはずですし。
良いですよね、「アブサン」。
私も、置いて逃げられるとは思えません。連れていけないなら、一緒にいたいです。と、何もない今は思うのですが。
私は何でも食べますが、マコは特殊なカリカリじゃなきゃ、病気になっちゃうんです。そんなこと考えたら、怖いですね。