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ニャンコ座リポート since 2005 April

ニーチェはかく語りき (1/13)

昨日のふわふわの雪が、明るいお日様の元、神々しいほどの景色です。雪かきするほどでも無し。
山の見習い魔女まじょこさん(ちなみに私は、海の見習い魔女まじょ絵にしました)が、本を貸してくれました。「超訳 ニーチェの言葉」です。帯は「あなたの知らなかったニーチェ。今に響く孤高の哲人の教え。人生を最高に旅せよ!」です。作はもちろん、フリードリヒ・ニーチェで白取春彦氏(哲学と宗教に関する解説書で定評があるらしい)の超訳です。
ニーチェはかく語りき (1/13)_d0017084_925452.jpgニーチェですよ、あの「ツァラツストラはかく語りき」(リヒャルト・シュトラウスの曲の方はたまに聴くけど)のニーチェ・・・って、全然読んだこと無いです(-_-;)高校の倫社の時間に習っただけかもしれない。大学では哲倫研究室の人たちの頭の中って、想像もできないと思ったし。「ツァラツストラ」の他、「力への意思」や「人間的な、あまりに人間的な」や「偶像の黄昏」など、全く知らない著書から、大切な言葉をとりだして、超訳、つまりわかりやすい現代語にしてくれています。一つの項目は1ページ以内。読みやすいことこの上ない。
最初にパラパラと行き当たりばったり読んで、ひらめいたことがありました。そうか、私が宗教に入っていけない部分って、哲学が説明してくれるんだと。根底に、反宗教―おしなべて宗教が彼岸に、神とかあの世とか無限性に道徳の尺度を求める態度を押しつけようとするから(前書きより)なんだそうで、私が数ページで感じたことは、的外れではなかったようです。
内容は、「そうだそうだ」あり、「え~、これはちょっと」あり、「さっき言ってたことと逆じゃない?」ありですが、それとて受け入れられるのは、白取氏の超訳の力かもしれないです。だって、図書館で試しに「ツァラツストラ」を手にしてみたら、数行で撃沈しましたもの。
まだ返さなくて良いので、これから2回目の読みに入ります。「一日の終わりに反省しない」とか「友人を求める前に自分自身を愛する」とか「目標にとらわれすぎて人生を失うな」とか「同類からのみ理解される」とか「悪人には自己愛が足りない」とか「より多くの愛を欲しがるうぬぼれ」等々、すごく売れているそうですから、触手が動いたら読んでみてください。
昨夜の「笑ってコラえて」食べログ評価(友達が、「今やってるよ」とメールくれた)は、ニャンコ座の町でした。すし屋と蕎麦屋は、私のなじみのお店で、嬉しかったです。
    PS 第11次笑の内閣  「非実在少女のるてちゃん」 京都追加公演  よろしく
           日時 2011年1月15日 14時 19時  16日 13時 17時半
           料金 前売り1500円 当日2000円(学生は各500円引き)
           会場 アートコミュニティースペースKAIKA

Commented by 黒糖 at 2011-01-13 11:39 x
私も所さんの日高町見ましたよ〜。
メールしようかなって思ってたんです。
馴染みのお店なんですね。どちらもすごく美味しそうで
思わずメモメモしちゃいました♪
「超訳 ニーチェの言葉」面白そう。これなら行けそうな気がする。(ぁ読めそうなデス 間違った日本語 笑)
Commented by nyankai at 2011-01-13 17:54
★黒糖さんへ
見ましたか。良く知っている人が出るって、嬉しいです。特に蕎麦屋の大将は、仲良しの同級生です。
ニーチェ、お勧めです(*^^)v
Commented by torajimi at 2011-01-14 23:33
私もたまたま見ました!お寿司屋さんの場面から見たので
町名には気が付かなかったのですが(^^;)
いいなぁ、おいしそうだなぁと思いながら
トラコさんの体を拭いていました~。
今はすっかり他人事ですが、いつか行けたらいいな。
その時には案内を宜しくお願いします。
Commented by nyankai at 2011-01-15 14:16
★torajimiさんへ
まあ、そうでしたか。
はい、田舎ですが、田舎だからこそのおいしさかもしれません。
お任せください、どこでもお連れしますよ。待ってます。
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by nyankai | 2011-01-13 09:02 | おはなし | Trackback | Comments(4)