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ニャンコ座リポート since 2005 April

「卑弥呼」深川公演 (8/2)

人はお葬式に際しても、おなかが空くし笑いもする。母の容体が気になっていても、「卑弥呼」のことは書きたい。そういうものでしょう。昨日の母は、私の目には、ずい分と楽になっているように見えました。
「卑弥呼」深川公演 (8/2)_d0017084_842746.jpg開場時刻よりかなり早く着いてしまった私たち御一行様は、受付にしっかり並んで、どうせならばと、唾も汗も降りかかってくるであろう最前列を陣取りました。高さのあるステージで、スタッフも腕の奮い甲斐があったでしょう。
「卑弥呼」は、配役が代わるとか、様々に進化していました。
まず、自分で出ていた時は「あっ」という間に終わってしまう感じだったのですが、すごく長い、いや、ボリュームがあると思いました。客席から観たのが初めてなので自信は無いのですが、導入部が変わったと思います。フォーメーションが変化するのは当然だし、出演者が入れ替わっているのだから、動きが代わったのも当たり前です。
「卑弥呼」様のズボンが変ったような気がするのですが、違うかな。
1番変ったのは、須佐皇と月読命の二人が交代したこと。ウッソー!信じられない!というほどの事件なのですが、『なるほど』と唸ってしまいました。須佐皇君は、2か月半の間にどれほどの努力をしたか、それはもうすごい進歩でした。「上手になったね~。」と抱きしめてやりたかったのですが、滴り落ちるほどの汗でグショグショ(-_-;)、本当に金メダルやりたいです。
月読命君は、人懐こい軽く明るいキャラの人が一転、暗い敵役だなんてと意外だったのですが、いえいえどうして、すっかりなりきっていました。彼はこの後、ちょっと北海道を離れて、活躍の場を別な所に求めるらしいです。がんばってほしいです。
劇団I’Mのミュージカルは、とても個性的だと思います。私がけっこう観てきた「四季」祐様の「東宝」、ちょっとだけ観たことある「宝塚」とか「わらび座」とか、後「ユーリンタウン」や「オケピ」など、どれとも全然違います。もちろん好みの問題だし、個性は大切ですが、私がプロに求めるのは「下手は許しませんよ。」です。その意味で、I’Mは、地元の素人をステージに乗せるレベルまで引っ張り上げるすごさ、そしてその人たちが抜けられないようにしてしまう恐ろしさを持った劇団です。
I’Mは近々、CDのレコーディングをするそうで、それに誘われて、乗り気になっている私です。
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by nyankai | 2010-08-02 08:41 | ミュージカル(舞台) | Trackback | Comments(0)