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ニャンコ座リポート since 2005 April

「ウキウキした気分」 (7/5)

「ウキウキした気分」 (7/5)_d0017084_981949.jpg昼間土と格闘して、夜はキルトができちゃったから、次の作品までに少し片付けでもして、寝る前に本を読む、良い暇つぶし生活なのですが。大好きな大好きな田辺聖子さんの、恋愛小説の中から、読者の共感を呼ぶような言葉を抜き出して編まれた本を読みました。もっと嬉しいことには、これまた大好きな永田萌さんの絵が、挿入されていることです。
お聖さんはきれいなもの、ロマンティックなものに囲まれて、小説やエッセイを書いていらっしゃるそうです。レースとかリボンとかガラス瓶とか・・・私も書きたい。
本の中味を全部紹介したいほどだけれど、それはたぶん法的に問題があるはずなので、私の気持ちに特に、ビビビッときた言葉のいくつかを。
♥ヒロインは若いうちだけって、誰がきめたの?
♥女というものは、(ウソだ)と思っていても、酔わされるのが好きなんである。
♥私は男に抱かれるのも好きだが、腕を男のボディにぐるりと廻して、立木の幹を抱きしめるようにぎゅっと抱くのも好き。
♥どんなに好きな相棒でも・・・中略・・・ここから先は立ち入り禁止、という部分があるのだ。
♥女にとって、(そうしたくなかったから、しなかった)というのは、たいそう論理的なことである。
♥呼ぶ人がある、ということは何という幸福だろうか。
♥いい下着をつけているときは、女はなぜか挑発的になるものである。
♥「ああ、贅沢っていいなぁ」
♥〈可愛いというのはかるくみること。かるくみるのはみくびること。みくびるのは愛すること〉
♥「一緒の家へ、一緒に帰りたい」
♥二人でいるだけでいい。

以上、特に最後の2つは、ニャンカイ、胸キュンであります。あぁ、私も書き残したい。一生に1冊くらい、エッセイ集か自伝的小説を。書かれると困る人、います?
♥女って、愛する人と1ミリの隙間も許さないくらいに肌と肌が触れ合った時、生きてる実感を感じるのである。
な~んてね。
Commented by 双子のかたわれ at 2010-07-05 22:31 x
なんだか…もうずいぶん長いこと
自分の中の乙女の部分をひた隠しにしてきた事に気づかされちゃいましたw

本当はもっともっと乙女チックな女だったはずなのになぁ~
いつの日からか…家庭の中で
男と女の二役を演じなければならなくなって
たぶん、その時から私は少女ではなくなったのかも…。

そろそろ、乙女に戻っても良い頃かしらと
ちょっと考えてしまいました♪
Commented by nyankai at 2010-07-05 22:58
★双子のかたわれさんへ
こんばんは。
私は1度も男の役をやったこと無く、生きてきたように思います。いい年して、乙女のままです。そのまま突っ走ります。
妄想は、フィクションとして、詩を書くと良いと教えてくれたのは、かたわれさんですよ。
書いていきましょうよ。
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by nyankai | 2010-07-05 09:02 | おはなし | Trackback | Comments(2)