2010年 02月 06日
もうすぐ三回忌 (2/6)
昨日もパソコンの先生に来ていただいて、整理をしたのですが、病室の夫に送ったメールをバックアップしながら、改めて、夫の闘病と向き合わなければならなかった残酷さを、見せ付けられた思いがしました。「いっちゃんの横に寝て、背中を撫でてもらって嬉しかったよ。」というのがありました。
では、一首 元気です あなたがいない丸2年 立ち直りたくない気持ちあり
そうなんです。とりあえず、今の私は元気なのですが、夫の死を乗り越えて立ち直るなど嫌だ(たとえば夫婦の愛情ドラマが苦手というような)、という気持ちが、はっきりあるのです。いつまでも夫を思って、すぐにグスグスできる気持ちを、ちゃ~んととっておきたいのです。
まだ詳しく書くのは時期尚早なのですが、今、ある病気の女性と、連絡をとりあっています。何もできなくても、その方の大変さに、しっかり寄り添いたいと思います。それは時に、思い出すという私の辛さも伴いますが。
いっちゃんは、前向きで強い人、だったのでしょうか。私の目には、「明日を不安がっても仕方がない。今日1日を、笑って過ごそう」という風に見えました。私は、病人である夫に助けてもらっていたのです。
このことは、どんな言葉を使ったら、その女性に届くだろう。
私も障害やら病気やらを抱えてかろうじて生存という感じですが、ブログに駄文を綴り読んでもらう、病院で看護師さんと少し話をする、ということなどに「寄り添ってもらっている」感があります。
で、お願い。短歌の文字色を変えていただけませんか。私も齢60(数えでですよ、念のため)、目が厳しいので。
ニャンコ座地方の寒さは、まだマシなほうなんですよ。
「寄り添う」を考えてくださって、ありがとうございます。
5年間続けた結果です。日曜日を除く毎日、車椅子の小学生が中学を卒業するまで、下校のお手伝いをしました。
でも、すばらしいなぁ、5年だなんて。