2010年 01月 24日
しっかり語ってくれたガイドさん (1/24)
今日は、沖縄の名護市の市長選だそうです。争点の一つが、辺野古基地問題です。
30年前に初めて沖縄に行った時、延々と続く金網の向こうのアメリカ軍基地関係の施設に、相当なカルチャーショックを感じました。観光気分で来ていて良いのかと思いました。
沖縄旅行のお約束のコースには、「ひめゆりの塔」や「摩文仁の丘・平和の礎」が入っています。今回も当然行きました。
沖縄は、琉球王国の頃(大河ドラマ「琉球の風」の知識なのですが)、軍隊を持っていなかったのです。戦争をするという概念が無かったのですね。すごいことです。そして、海外と対等に付き合っていたのです。平和を尊ぶ誇り高い沖縄が、先の戦争では、大きな被害をこうむり、今に至るです。
旅行コースには、道の駅「かでな」が入っていました。道の駅の屋上から、「かでな基地」が見渡せました。国道の反対側には「安保の丘」という、教えてもらわないと気付かないほどの小さな丘がありました。基地が見えるということで、象徴なのだそうです。
ガイドさんは、基地問題を避けることなく、「あること」「無くなること」両面から、きちんと語ってくれました。
A子さんは子供の頃、兄妹で「安保 反対!」とシュプレヒコールをした記憶があり、私は親に連れられて、何かに動員される組合員の見送りに行き、はちまきをして、(船みたいに)バスを紙テープでお見送りし、私が持たされたテープが赤やピンクではなくて紫だったのが不満で、「が~んば~ろお~!」(今も歌える)と歌った記憶が残っています。
普天間基地ははアメリカのパイロットも離着陸に非常に緊張するそうです。移設なき閉鎖でも日米は困らないと思うんですがねえ。第二次世界大戦的な戦争はもう起きないとでしょうし。
なべさん、あ~、そういう世代ですね。私はそういう先輩達を、見ていました。
基地のこと、私も同感です。「平和ボケ」と言われようと、そんな戦争はおきません。
★シェフレさんへ
そうだったんですか。
私は、上↑の考えにより、他国に攻められるなんて、全く思っていないんです。