2009年 12月 16日
幼稚園児のフルマラソン (12/16)
先週の報道番組で、「幼稚園児がフルマラソンを走る」という話題、見た方もいると思いますが。私は、本当にびっくりして、心底恐れ入りました。
このところ、何だか週変わりくらいで次々頭の痛いことが押し寄せくるせいかどうかはわかりませんが、睡眠障害気味の私が、一昨日の夜は寝る直前に又気がかりなことが勃発したにも拘らず、3Kっぽい貴重な体験のおかげで早々に眠くなり、大好きな年賀状作りもできないままに、久々の爆睡ができたのです。体を動かして疲れきることがいかに大切か、思い知りました。
その幼稚園、確か関西でしたが、園児達は登園するなりハダカンボになって掃除をします。お絵描きもお弁当ももちろん遊びもハダカンボ、そして1日何キロも走る走る。何より、すべてのことを強制されてやっているのではなく、遊び感覚だってのがすごいです。
もっと驚いたのは、その教育方針が、親たちを徹底的に教育することにより、きちんと理解されていることです。
園児達は、本当にフルマラソンに挑戦しました。細かい数字は記憶していませんが、10人ちょっとがエントリーし、5~6時間かかって、半分以上が完走しました。足に障害を持っている子も走りました。完走できなかった子が、ゴールで友達を一生懸命激励している姿が印象的でした。
人間って、すごいんだ。医学的に・科学的に無理だということは確かに存在するとは思うけれど、その人なりの可能性というのは、あきらめた所でおしまいになるだけなんだと、このちびっ子達に教えられました。この子達のその後が知りたい、と思いました。
写真は、89年10月、息子年長の時のマラソン大会です。何キロ?走ったことやら・・・