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ニャンコ座リポート since 2005 April

「真夏の夜の夢」沖縄バージョン (9/17)

「真夏の夜の夢」沖縄バージョン (9/17)_d0017084_9124529.jpg昨日NEO君とデートするに至った第一のきっかけは、私が藤澤ノリマサ君のファンで、ノリ君の新曲「愛の奇跡」が「真夏の夜の夢」という映画のテーマ曲で、ノリ君はこの映画を観て作詞・作曲したそうだから、ぜひ観たいと思ったことでした。札幌に引っかかっているNEO君が、映画に付き合ってくれたのです。
さて「真夏の夜の夢」は、言わずと知れたシェークスピアの名作喜劇です。それを元に、沖縄を舞台にして作られたそうです。妖精が出てきたり、結婚式の余興としての劇があったり、恋の媚薬が使われたりと、確かに「真夏の夜の夢」ですが、テーマは映画の方がわかりやすかったです。少し泣きました。ノリ君の「この映画を観て・・・」の意味も、合点がいきました。
夫が愛してやまない沖縄、夫と何度も行った沖縄に、又行きたいとすごく思いました。でもまだ私には、ハードルが高い気がします。
   大好きなあなたと一緒に旅をした アルプスの山や南の島や
「真夏の夜の夢」沖縄バージョン (9/17)_d0017084_9132336.jpgそして、印象に残った言葉が、ヒロインゆり子に沖縄の精霊「キジムン」が言う、「いつでもどこでも、ゆり子の最上の幸せを願っているよ。オレさまのことは、思い出さずに忘れずにいておくれ。」です。これだっ、と思いました。夫のことを思い出さないという意味ではありません。思い出すと、まだ私は悲しいだけなのです。「思い出さずに忘れない」というのは、思い出すことが、私の癒しになり、パワーになるという意味だと思います。早くそんな心境になりたいと思います。
   夢にまで臥せった姿 どうすれば元気なあなたの夢をみられる
あっ、今気付きました。同じことを書いても、文章より短歌にしたほうが軽くなるってことに。短歌には「なんちゃって」感が漂いますよね。
   文章にすると重たくなりすぎる 我の気持ちを歌に託して  なんちゃって
Commented by シェフレ at 2009-09-17 10:56 x
つい、最近誰かが「過去の思い出があるから、人は生きて
行けるんだ」と言っていました。
余市に居る、私の姉は愛する旦那様と17年前に、お別れ
したのですが、今も私達姉妹に亡くなった旦那様の話を
する事で癒されているようです。
うまくいっていない嫁の事を日記に記していたけど、文章に
すると重いので、短歌にしていると話していました。
Commented by nyankai at 2009-09-17 21:44
★シェフレさん、ありがとうございます。
お姉様の短歌、ぜひ拝見(拝読?)させていただきたいです。
Commented by かま猫 at 2009-09-17 21:51 x
すごい すごい nyankaiさん 短歌の才能 素晴らしい!
軽くなり言いやすくなるならどんどん作って下さい。
読む私は 文章にも増して 直球で訴えてくるものがあるように思います。
Commented by nyankai at 2009-09-18 09:39
★かま猫さん、それは言いすぎです。調子に乗ります。
軽くなるけれど、直球かぁ。そうそう、直球なのに、照れくささが緩和されるというか。絵文字に近い感覚でしょうか。
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by nyankai | 2009-09-17 09:09 | 映画・テレビ番組 | Trackback | Comments(4)