2017年 08月 17日 ( 1 )

 先だって、原発の感想だけ書いたのですが、改めて立花隆の「読書脳 ぼくの深読み300冊の記録」のことを。エッセイやコラム集の良い所は、どこから読んでも良いことd0017084_919465.jpg、と触手が動かなければ読まなくても良い所です。立花さんが、2006年から2013年に読んだ本について書かれています。
 1冊たりとも元の本を読んでもいないので、個々の感想を書くつもりはないのですが、知識や情報を、何から得るかについて、着目しました。ちょうど昨日の夕刊に、森達也さんと国谷裕子さんの「うそと向き合う時代に」の対談があり、ネット土壌に拡散力を増すフェイクニュース、信じたい情報のみ信じる危うさが、述べられていました。
 私も調べ物が好きですが、今やネット中心です。何より、最新情報であるだろうと、正しいはずであると信じちゃっています。辞典を引いて、いや、何に出ているかを考えるところから始まって、そして見つけた時の喜び。そして、関係無いのに、同じページの前後の項目を読みふけっていたのは、遥か昔のことになってしまいました。
 本にも、年をとると、海馬や前頭葉が委縮し、間違った情報を正しいと修正してしまって、ふりこめ詐欺などにひっかかるとありました。そうです、信じたいものを信じてしまうのです。
 d0017084_920822.jpg良く思うのですよ。講演会や演説会に、動員される事ってありますね。その場合、たいていは、賛成している、共感している、支持している人達が集められているのであって、自分が考えていることに、さらに確信が持てます。これは大事なことですが、本当は、反対の集会にも行ってみなくてはならないのです。その点、息子はエライとは言いませんが、知りもしないで批判するのは、間違っています。
 どこぞの大統領は既存のメディアをフェイクと言い切り、かの国の委員長さんは、メディア自体を牛耳っていますが、振り回されたくは無いですね。とかっこつける私は、ネットで病気調べをしては、必要以上にこわがり、落ち込む、困ったさんです。
 既存のメディアは、速さよりも、公共的なビッグデータを分析して、整理して発信するする試みがあるそうです。
 そんな訳で、歌う声が上手く出ない気がして、ネットで調べて、「声帯ポリープ」か「声帯結節」ではないかとビビった私は、これからアレルギー性鼻炎で何十年来お世話になっている耳鼻咽喉科へ、行ってきます。ついでに、図書館に本返してきます。引き続き、私を必要以上にしゃべらせないよう、ご協力ください。話しかけられると(かけられなくても)、嬉しくて、すぐしゃべります。
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by nyankai | 2017-08-17 09:18 | 社会 | Trackback | Comments(0)