2009年 03月 10日
泣いてくれた人
昨日、ホテルをチェックアウトした後、息子がアパートに帰るまでの時間をつぶしました。六角堂を見て、そのまま通りを東に歩いて行くと、織物でできたテンガロンハットが目に留まりました。京都のお店は私には敷居が高いのですが、なぜか心惹かれ、どうしても入ってみたくなりました。
帽子や靴の他に、ベルト・財布・アクセサリー類がたくさんあり、優しそうな若い女性が出てきました。
「どちらから?」「北海道」「観光ですか?」「いえ、息子がこちらに。」「学生さん?」「いいえ、もう卒業していますが、京都が良くて、やりたいことがあって、残っています。」「あら、私もそうなんです。」という会話をしました。続いて「ご主人にお土産ですか?」と聞かれたので「いいえ、夫は去年病気で亡くなりました。」と答えたら、その女性はすごく困った顔して、去年4月におじさんが亡くなり、その妻であるおばさんがうつ病で入院してしまったことを話して涙ぐんでしまい、私のほうがあせってしまいました。
西陣織を使っているお店の品物は、私には高価な物が多かったのですが、その中から手が出るお値段のブレスレットがほしいと思いました。その人は、淡いピンク地に銀糸で桜が織り込まれているのを選んでくれました。そして、サービスでやっているという文字入れ(夫と私の名前に日付にしてもらった)の間も、自分がなぜ京都に住み着いたかなどと物静かに語ってくれました。
そのお店は、六角通にあるM-HEROと言います。京都に来るたびに訪れてみたい場所が、又1つできました。
行く度にいい物発見ですね。
私にはご無沙汰になった京都ですが・・・
これだから人生やめられない、のかもね?
私も京都へは年に1~2度は行っております。
何度行っても京都は飽きませんね。同じ場所も季節によって全く違うし、新たな発見も毎回沢山あります。
そのお店の方との出会いにより、立ち寄りたい場所がまた増えたことは、とても喜ばしいことですね♪
息子の汚い部屋で、京都ステイしています。
★こけしさんへ
人生やめられない・・・なるほど。すべてをそんな風に受け入れられるようになりたいです。
★みみこさんへ
はい、いますよ。16年ですかぁ。
★マリモリンさんへ
西陣織会館は、行ったことあります。
私にとって、京都は大切な町です。